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曖昧さを許容できないリモートワーク

最近、ケーキを作ってないので、組織で感じた事を中心に書いてきます。

リモートワークに関しては多くの方が利用していると感じます。実際に電車に乗っても、会社に行ってもちょっと前よりも人の数は少ないです。

リモートワークに関しては、各社様々な取り組みがあるようですが、聞いた話では、出社比率〇〇%、という指標を決めている企業があるとのこと。

これは、様々な解釈ができます。

リモートワークの利用率をあげたい。
全員リモートだと会社に人がいないと困る
リモートワークでサボる奴がいる
出社時の人と人との感覚を空けたい

とあるのですが、そんなに数字決める必要ある?

というのと、

指標ではあるが、目安である、という曖昧さを理解できない人がいるようです。

人命が大事だ、何かあったら、と考えるなら、今は全員リモートにすべきだし、目安なのに、数字をチェックする事が大事だと思う人が出てきているようです。

曖昧さが許容できない人達に、曖昧な数字を示すから、逆効果になる。

人命が大事だけど、会社に人がいないと困るから出てきて欲しい、というと変なメッセージになるし、サボるどころか集中して仕事できますけど、という人の信頼感を損ねることにもなる。

オリンピックだって、曖昧さを許容せざるを得ない。人命が大事だと言うことだけを選択したら、もう既に亡くなられた方が1人でもいる時点で中止にすべきだ。何%までの死亡率になったら中止なんて指標はないはず。

私は開催を願っているし、延期になった事は今は最善だと思っています。色んな人が色んな事考えての判断なのだと理解します。

人間自体、曖昧な存在であったりするのであれば、普段から曖昧である事を自覚して、お互いを許容し合うことを心がけないといけないと、改めて感じた次第です。

共感と信頼の関係は、ただの理想論ではなく、必要に迫られてきたとも感じています。

読んで頂き、ありがとうございました。





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