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あと600日は続けようかな

この投稿で1400日連続となるらしい。

1000日連続投稿を達成した以降は、その日数が長いのか短いのかもはやよくわからなくなってしまっていたが、ふと1400日が200週だと気づいた時に、なんだかひどく遠くまで来てしまったように思われた。1400日や3年10ヶ月と聞くより、200週の方が長く感じるのは私だけだろうか。

それにしても、1400日で200週とはなんとも歯切れがよくておめでたい。


ここまでくると、もう“やめ時”なんてよくわからなくなってしまった。それに、日々書き続けるのは大変ではあるものの、この大変さはとっくの昔に私の日常になってしまっている。書くのが当たり前になった今、もし仮に「書かない日」なんてものがあったら…いや、もはやうまく想像できない。


物事には必ず入口と出口がなくてはならない。そういうことだ。

村上春樹『1973年のピンボール』

2020年5月11日に入口から足を踏み入れたものの、2024年3月10日現在の私はまだうまく出口を見つけられないでいる。上手な文章が書けるようになることを目的として始めたnoteだったが、今となっては「はて、上手な文章とはなんなのだろうか…」と考える始末。

そう、私は迷子なのだ。

出口は、どこにあるのだろう。


出口が見つからない理由はいくつかある。「上手い文章」についてきちんと定義できていないこともあるが、それ以上に、このnoteをなんらかの形にするイメージが湧いていないのだ。2015年にフレグランスの仕事をすることを目標にパリに来て、2020年にçanomaをローンチしたように、続けていった先に得られる具体的な結果のようなものが、文章に関しては今のところ見えていない。noteに書いたものが本になるというのが一番わかりやすいのだろうが、このnoteはテーマが統一されていない手前、一冊の本として成立させるのは難しいように思料する。noteで文章力が向上したことを使って何かの媒体での連載という可能性については、そもそも連載を持つには文章の巧拙よりその人自身の知名度の方が重要であるはずなので、こうやってコソコソと文章を書き続けていてはきっと一生辿りつかない。日陰に咲くタンポポは、金の油を一身に受けるヒマワリにはなり得ないのだ。


ぼんやりとだが、とりあえずあと600日は継続して、2000日連続投稿くらいは達成しておきたいとは考えている。1400日続けてこれたのだから、600日くらいは大したことはない。何せ、たったの1年8ヶ月。こちとら3年10ヶ月継続している。年季が違うのだ。

そして、日陰に咲くタンポポとはいいつつも、note自体のフォロワーもいつの間にか1000人を超えた。多分私のように、有名でもなくフォロワーを増やすための“施策”もせず、ただただ書き続けるだけでここまできた人はそう多くないはず。

きっと私にはこれしかできないのだから、どこにあるかわからない出口を血眼になって探すよりも、とりあえずどこかには出口があると信じで、のんびりまっすぐ向かっていこうと思っている。とりあえずあと600日。それでも出口に辿り着かなかったら、その時また考えよう。出口は2000日と3000日の間にあるかもしれないし、5000日までいっても到達しないかもしれない。

あるいは、そもそも出口なんてないのかもしれない。私はどうあってもこの入口しかない小腸のような管の中で死ぬ運命であることだって考えられる。それならそれで、しょうがないのだ。


ということで、200週を達成したけれども、まだ私は何も見つけられていない迷子の子羊なので、これから先も書き続けます。だから読んでね。スキもしてね。


めぇ。


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