【大逆転劇】中1で生徒会役員に落選した僕が、翌年に生徒会長になれた「たった1つの戦略」

こんにちは、橋本ゆうた(@pelipos)です。

✓はじめに
 私は中学生になってすぐに先輩に憧れて生徒会役員になることを志しました。準備万端で臨むも落選。
 翌年には、生徒会長候補者が6人もおり、そのほとんどが生徒会役員を1年経験しています。再チャレンジを覚悟するも圧倒的不利な状況でした。しかし、その状況から私は生徒会長の座を勝ち取りました。

 なぜ勝ち取れたのか、結論から言うと「テキトーな票を自分に入れさせる」ことに成功したからです。

 それでは、結論までのプロセスを紐解いていきます。

✓ほとんどの人は生徒会選挙に興味が無い
 前提として、生徒会選挙に興味がある学生はどれだけいるでしょうか。大半の人は全くと言っていいほど興味がありません。つまり、公約を練りに練って演説を考えても、生徒会選挙の演説をほとんどの人は聞いていません。

では、何を持って彼らは支持してくれるのでしょうか。

 それは、「接触回数の多さ」です。6人もの候補者が私の他にもいましたが、その6人の候補者それぞれの友達にアプローチを行っても何の意味もありません。
 なぜなら、彼らの友達は、きっと私よりその候補者と接触回数が多いからです。Aさんと仲の良い友達はAさんに投票するし、Bさんと仲の良い友達はBさんに投票します。当然です。

 では、私を含め候補者7人とさほど接触がない人たちは一体誰に投票するでしょうか。

その答えは「テキトーに投票する」です。そもそも、仲の良い友達が立候補でもしない限り生徒会選挙なんて居眠りチャンスです。興味の湧く対象がいないのですから。こういった人たちが、生徒たちの大半です。

✓誰にアプローチをするべきか
 ここまでくれば、誰にアプローチをすれば良いか、誰と接触回数を増やせばいいのかは皆さんお分りですね。
 Aさんの友達でもBさんの友達でもない、「他の誰か」です。生徒会選挙に何の興味も示さない人たちと接触するのです。

 自分にとって話しやすい友達だとしても、他の候補者もその人と友達では意味がありません。「AやBじゃなくて私に投票してね」といっても私への投票は期待できません。これは、まさに中1の時に生徒会役員に落選した私であると振り返れます。

✓「他の誰か」をどう探すか
 アプローチの対象はここまでお伝えしましたが、ではどのようにしてその対象「他の誰か」を探せば良いのでしょうか。
 様々な方法がありますが、分りやすいのは「部活動」です。他の立候補者の所属している部活動をリストアップして、それに該当しない部活動に所属している人達と接触するのです。
 接触の方法は何でもいいです。例えば、私は全く知らない女子ハンドボール部の部活終わりに、その部員のうちの1人の友達を仲介しつつ、「橋本です。投票してください。」と言い回りました。なんども執拗に接触する必要はありません。選挙前に、他の候補者より1回でも接触回数が多ければOKです。
 結果として、その女子ハンドボール部員の多くが私に投票してくれることを約束してくれました。本来であれば、生徒会選挙に全く興味を持たなかったであろう人たちです。少しでも事前に印象づけられれば、テキトーな投票は全て私に入れてもらうことも可能でしょう。それは、もはやテキトーな票ではなくなっているのです。

✓まとめ
 以上のように「生徒会立候補者それぞれと共通のグループに属さない、他の誰かと接触回数を増やす」ことによって「テキトーな票を自分に入れさせる」 これで私は生徒会長の座を掴んだのです。もちろん、テキトーな投票が私に入るキッカケを作ることができても、投票目前の演説で大失態があれば、投票してもらいようが無いことは注意点です。そのミスさえしなければ、確実に投票してもらえる確率が ぐんと 上がります。

 この戦略を応用すれば、応援演説をどんな人物に頼めばいいか分かるでしょう。単に仲が良い友達に頼んでも、自分とその人物ではおそらく影響を及ぼせる範囲が重なってしまうはずです。学年は?性別は?クラスは?
…この応用方法はご自身で考えて検証してみてください!

いかがでしたか?
この「たった1つの戦略」を使って、ぜひ生徒会長の座を掴んでください!
生徒会に興味がない方や学生生活が終わってしまっている方も、新たな仲間づくり等に役立ててみてくださいね。

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