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イスタンブールは猫パラダイス 「猫の都」と呼ばれているそうです

日本にも「猫の島」とか呼ばれている島がありますが、猫好きには本当に微笑みがずっと絶えなくなる場所だと思います。

イスタンブールにて犬も猫ほどではありませんが見かけました。彼らの耳には小さな何か布だか紙だかがつけられていて、当局が彼らのことを管理しているからだと聞きました。おとなしい犬たち、猫もよくなれていました。

コロナ禍に入る前のお正月にもイスタンブールに行っていたのですが、泊まったホテルの近くの歩道の角っこにいつも同じ犬が陣取っていましたが、今回はもう彼を見ませんでした、寿命が来たのでしょうか。寂しく感じました。

随分、猫も犬も自由でお店の中、レストランの中にさえ入り込み寝そべったり、かけっこをしたり、幸せな猫たちだと思いました。飼い猫ではない証拠に彼らは外で餌をもらい、寝床もしゃれた猫ハウスを用意してもらっていました。猫ハウス、いたるところで見かけました。

ホテルの予約を入れるとき、どんなホテルか分からないのでイスタンブール滞在を4,5に分け、結局、それだけの数のホテルに泊まりました。最後のホテルは旧市街のブルーモスクからそう遠くないところでした。そこでも猫たちがいっぱい。

朝起きて外に出てみると誰かが山ほどのえさを置いていました。見ていると、次々と近辺の猫がやってきてディナーパーティ(?)・・・。一度に9匹もいました。しかし、彼らにも序列があるんだということが分かりました。えらい猫(?)が食べ終わるまで2,3の猫は少し離れて待っていました。

彼らの食事は延々と続いていました。それでも餌は残っていましたが、夕方ホテルに帰ってくるともう何も残っていませんでした。

トルコの人たちって優しいなあと思います。猫や犬をしかりつけている人を見ることはありませんでした。一度など、大きな犬がブティックの正面玄関のマットの上に寝転がっていたのですが、そのままにさせていました。店員さんと私たちの目が合ったのですが、彼女は微笑んだだけ。お店の中にお客さんは入りにくいと思いましたが、困ったなあといった表情はありませんでした。

メインストリートの真ん中に寝そべっている大きな犬も見かけました。その犬ったら、急にお腹を上にして愛嬌を振りまいて・・・。通りがかりの人たちは一斉に微笑み、立ち止まり写真を取り出しました。そうしたら、ワン君はお腹を上に向けたままゴロゴロしだして、まるで人間たちがそれを喜んでいるのが分かっているみたいでした。私も思わず写真を撮りました。

イスタンブールって幸せな気分になれる街です!

これらの大型犬は名前は忘れましたが、ずっと以前、オスマントルコの時代に軍用犬として飼われていた犬たちの子孫なのだそうです。

写真はバン湖の猫です。左右の眼の色が違う猫の種です。確か、この種の猫だけが水を怖がらない、水の中で泳ぐ、と聞いたことがあります。

イタリア、ローマでも猫たちは優しい市民に保護されていると思いましたが。有名な遺跡の近くでスパゲッティを食べている猫を目撃したり・・・さすが、イタリアだ、なんて思ったことがあります。


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