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ブランドアイデンティティは大事です☆

皆さん、こんばんは!!
山崎雄太です。

今回は、マーケティングについてスバルの事例を元にお話したいと思います☆

マーケティングにおいて、自社の『ブランドアイデンティティ』を持つことは重要です。それは、お客様に自社をどう見られているか、どう認識されたいかを明確にすることです。これは、自分のブランディングでも言えることかもしれないですね。

株式会社SUBARUのアメリカ部門である、SUBARU OF AMERICA(以下、米SUBARU)のお話をご紹介します。

米SUBARUは1968年創業以来、40年近く全米でシェア約1%と大きな成果がない状況が続きました。

性能や価格が顧客に合わないためだと考えられていましたが、非購入者に対して市場調査をしたところ、意外にも「知らない」「名前くらいしか知らない」、つまり『ブランドアイデンティティがない』という結果が出たのでした。

一方で購入者からは、4WDで何処にでも行けて耐久性があり、安全性も抜群なので「Love it(すごく気に入っている)」と絶大な評価を得ていました。長く乗れることから家族のような存在になっていることも分かりました。

この「Love it」=スバルオーナーの愛車への想いこそが、SUBARU製品と人とを繋ぐアイディアだったのです。

「LOVE」をキーワードにアイデンティを確立し、連動したマーケティング活動を展開したことで、『自分の車を好きになれる』ブランドとしての認知度やブランドイメージが上がり、2019年には米市場でシェア4.1%と大成功を収めました。スペックやデザイン重視の業界でありながら、「モノ」ではなく「想い」をアピールしたこの取り組みは、商品での差別化が難しいガス業界も参考にできそうなヒントが詰まっているのではないでしょうか。

『ブランド意識やアイデンティティ』を考えることは、自社のブランド価値を高めるだけではなく、売上を大きく伸ばすことへも繋がっていきます。お客様からどう見られ、認識されているのか、今一度見直してみてもいいかもしれませんね。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました♪

山崎雄太

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