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黒豆の蜜煮

おせち料理。

三が日も過ぎ、おせち料理を手作りした方も

大体のおせち料理が食べ終わったのではないでしょうか?

「黒豆の蜜煮を除いて」

やっぱり、おかずとして食べれないんですよね。黒豆の蜜煮。

ご飯のおかずにもなりませんし

正月という事もあり大福やら和菓子やらがあるせいで、食後のデザートとしての地位も微妙です。

なので今回は、デザートにも負けない美味しい黒豆の蜜煮の作り方を紹介しようと思います。

そもそも何で食べるのか?

一つ一つに意味のあるおせち料理。

黒豆にももちろん意味があります。

「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉で、「まめに働く」などの語呂合わせから、おせち料理に欠かせないものと言われています。

日焼けして真っ黒になるまで働きましょうという意味もあるそうです。

どうやら日本人は昔からハードワークに美を見出していたそうです。

それが「縁起が良いから」って言うのだから本物のハードワーカー。

ちなみに、ですが料理は一皿の上に青(緑)・黄・赤・白・黒(茶)が盛られていると、色が映えます。

黒色の食材というのは以外と限られているので(おせち料理だと、昆布と黒豆ぐらいでは?)彩という面でも、重宝される一品です。

それではレシピの紹介です。

レシピ

シンプルですが、面倒です。

・初日
重曹、鉄、水を合わせたものに黒豆を1日つけておく。水をしっかり染み込ませておかないとうまく炊けません。また、鉄を入れる事で黒さを出すことができます。

・2日目
60度で8時間煮る。

・3日目
90度で8時間煮る。
かなりやらわかくなります。

・4日目

約4時間流水し、鉄っぽさを抜きます。
別の鍋に水2L、素焚糖 500g、砂糖100gを用意しタレを90度まで上げる。
そこに流水後、90度まで温度を上げた黒豆をタレに入れ、少し煮てから自然に冷まし、冷蔵庫に保存します。

・5日目
しっかりと冷え、味がしみこんだら完成。


三が日であまる事が多い。

と言いましたが、実際のところ1か月とかは余裕で持つので、腐るということはほとんどないです。

ただ、このレシピで作ると素焚糖が上品な甘さを出してくれ、とても美味しく作る事ができます。

「ちょっと甘いものが食べたい」

そんな時につまむのにもちょうど良い一品なので、もしよろしければお試しを。


では^^

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