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日本人と神道のルーツに迫る書籍『アマテラスの暗号』がおもしろい。

海外(タイ)にいて、日本から遠く離れていると、以前はそんなに好きとも思わなかった自分の国について、なぜだかとても興味が湧いてくるから不思議だ。

僕には4歳になった娘がいるのだけれど、生まれたときに名前の漢字をどうしようなどと考えていたときも、やっぱり僕は日本人なのだと再確認させられた。

また、少し前にふと思い立って、両親の生まれた場所やそのときの様子などを聞いてみたのだけれど、たぶんそれもルーツを知るための衝動からだったんだと、今になって思う。

最近は、自分の苗字が使われている神社や御神木などを調べたりした(お隣の県なので、日本に一時帰国した際に立ち寄ってみたい)。

おもしろい本と出逢いました

アマテラスの暗号

自分のルーツについて思いをめぐらせていると、そこから思考が大きく飛躍し、人種としての【日本人がどこから来たのか】と言う謎が、僕の頭を駆け巡ぐる。

そんな疑問を解決してくれる(糸口となる)のが、今回、僕が出逢った『アマテラスの暗号 〈歴史ミステリー小説〉』という本だ。

日本人は、八百万の神を信じるし、神道も信じているし、はたまたブッダの教えだって守る。それなのに多くの日本人は、自分を無神論者だと言うではないか。

こんな無茶苦茶な宗教観(信仰心と言うべきか)を持つ人種は、世界広しと言っても、とても珍しいはずです。

アマテラスの暗号

伊勢神宮の鳥居

小説(読み物)としては荒削りの部分も多いのだけれど、本書の帯にもあるとおり、この本は【あなたの歴史の常識への挑戦】である。

日本神話の新しい(正しい)解釈から、僕ら日本人を形成する神道の歴史、はたまた天皇家の血筋にいたるまで、日本人なら興味が尽きない内容ばかりだ。

また日ユ同祖論なんていう、とんでもオカルト話まで出てくる。と言うよりは、本書ではこの話がベースとなって展開されている。

しかもこれがまんざら嘘でもないと言うか、むしろ僕は本書を読んでからというもの、かなり信じるようにさえなった。

なお、この本にはたくさんの神社が出てくるんですが、今後、絶対に訪れようと思っています(ぜひnoteでも取り上げたい!)。

<さいごに>

もしあなたが、ほんの少しでも【日本人のルーツについて知りたい】と願うなら、この本はきっとあなたのために書かれています。

少なくとも、僕にはそうでした。

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