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外資系生命保険会社の特徴 【完全紹介制】

こんにちは。
前回は、外資系保険会社の特徴ということで【完全歩合制の仕事】という点を挙げさせていただきました。

今回は、別の特徴を挙げさせていただきます。

特徴②  完全紹介制の仕事であること

前回の『日本の生命保険会社』の特徴の中で、『職域活動』という点を話しました。つまり生命保険の営業マンは、毎日営業する場所が決まっており、その場所に行き、働いている方々から保険をお預かりするという営業スタイルですね。

皆様が抱く生保レディ、生命保険の営業の『THE イメージ』でしょうか。

実は、外資系生命保険会社の営業マン(保険外交員)は、
その真逆の営業スタイルになります。

どういう事かというと、
『営業する場所が決まっていない』ということです。

『職域』というものが存在しません。
では、どこに行けばいいのでしょうか?
『会社で与えられる営業先はなく、自分で決めないといけない』ということ。

営業する上で、これほど怖いものはないかもしれません。
会社の売り上げのために、自分が生きる上で、契約をいただく必要がある。

しかし、それを担保させるための『営業する場所が与えられてない』のです。

もはや、
行ってきまーす!と意気揚々と外出した営業マンが
公園やカフェで1日を過ごすようなことにもなりかねません。

実際にそのようになってしまった営業マンも
この世界ではたくさんいます。そして辞めていくのです。

では、この営業マンはどうすればいいのでしょうか?
その答えの一つが、『完全ご紹介制の営業スタイル』です。
(一つといったのは、営業スタイルには他にもいくつかあるからです。
これはまた、別の機会で・・・)

ご契約いただいた方々から、
次に保険を加入していただけそうな方々をご紹介していただくのです。

ご紹介にご紹介を広げて、ご縁を繋いでいきます。

一般人からすると
『保険のことで、自分の友達を紹介なんてするはずないじゃないか!』

と言われてしまいそうですが、
はい、その通りです。

これはとても難しいことです。
保険は目に見えない商品だからこそ、
それが正しい決断かどうか分かりません。

その上で、保険の営業マンを紹介するという行為は、勇気のある行動です。

しかし、このご紹介がないと営業マンは生きていけません。
これは他の業界ではなかなか無いことです。

よくあるパターンとしては、
【職域がなかったとしても】
固定給があり、
そこでご契約の多さによってさらにお給料が増えるということです。

前回の特徴と合わせると
こんなにも独特な営業方法は他の業界にはあまりないかもしれません。

外資系生命保険会社で働く保険外交員は、ほぼ例外無くこのような営業スタイルですので、長く仕事を続けている営業マンは、ご紹介がいただけているということでしょう。

保険の説明を受ける営業マンの選び方の一つとしては
『長く続けている』ということも大切でしょう。

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