8/18(金)
朝起きると、10時だった。昨日はビールを一本だけ飲んだ。久しぶりに友達と電話して楽しくなった。
昨日の夜の食べかけのヨーグルトを食べて、「冨樫義博展」へ向かった。大阪駅周辺はあまり行ったことがなくて、電車から降りて地上に出ると迷子になってしまう。「地下にいる時からどこに出ないといけない」ということを決めていないといけないことを忘れていた。

地下にいる時から次の出口方面はこっちだとわかっているだけで、かなりの時間短縮になる。Google MAPは俺が迷子になることを想定して、予定時間を計算してはくれない。さらには、地下から近道をしたルートを歩く道として案内してくるため、一度地上に出てしまった人のことはカバーしてくれない。

地下道ありきで案内されても、わからないよ！

昨日は、ラーメンを食べに行った。普段は家のポストに入ってた広告、チラシなどは、管理人さんが用意してくれている段ボールの中へとぶち込む。だけどこのラーメン屋さんのチラシには、炒飯、餃子、から揚げの無料券がついていた。半額とかならあるけど、まさかの無料券だったために普段ぶち込むはずだった段ボールはスルーし、家へと連れ込んでしまった。

俺のポストにチラシを投函する人は、無料券くらいつけてくれないと管理人さんが用意してくれている段ボールにぶち込むよ。ポストに書いとこうかな。

普段は外食なんてしないんだけど、たまにはおいしいものを食べようと思い（無料券を使いたかっただけだが）、そのラーメン屋さんへと向かった。
またしてもGoogle MAPとにらめっこ、何度もそのあたりをうろうろしても見当たらない。体感では一時間くらい探したんじゃないかと思う。

全然帰ってもよかったんだけど、むしろ帰りたかったんだけど、無料券を使うという恥ずかしさから逃げているんじゃないかという自分の中での葛藤が、俺を家へと帰してはくれなかった。
無料券を使ったら店員さんになんて思われるだろうか、これ使う人いるんだって陰で言われないだろうか、

無料ということが与えてくるプレッシャーは想像以上だった。このプレッシャーから逃れたいがために帰ろうとしているのかもしれない自分が情けなくて、見つからないのに探し続けた。

その店は地上二階にあった。しかも、なんばパークスという施設から入っていくと行きやすいところにあった。だから地上を探し回っていた僕には絶対に見つけることができないのだ。

ラーメンの店舗なんて地上二階以上に作んなよ！

そんななかどうやって見つけたかというと、Google MAPをよく見てみると書いてあったのだ。
こんなにもGoogle MAPを見ながら探したというのに、詳しくは見ていなかった。ぱっと見で「これならいけるだろう」という甘い考えがあったために見落としていた。

Google MAPは悪くないよ。見落としていた俺も悪くないよ。地上二階以上にラーメン屋を作ることの方が悪いんだから。

文章を書いていると話が迷子になっちゃう僕にも道案内をお願いします。