保坂展人世田谷区長の記者会見でフリーランスは質問できるのか(1)
フリーランスの於保清見(おぼ・きよみ)さんが保坂展人世田谷区長(タイトル画像=同区ホームページより)の記者会見に参加しようと思い、9月27日、同区広報広聴課に電話した。すると、「記者クラブ加盟社の記者以外は参加できない」と断られたという。
これは聞き捨てならないと思い、10月3日、私も世田谷区広報広聴課に電話し、保坂区長の記者会見に参加を申し込んだ。以下が主なやりとり。
寺澤 保坂区長の次回の記者会見に参加したい。
課員 参加する報道機関を(記者クラブ加盟社に)限定している。
寺澤 寝ごとは言わないでほしい。記者クラブ限定の記者会見など、昭和の時代ではないんだから。
課員 会場の大きさの関係もある。
寺澤 しょうもない理由を言わないでほしい。
課員 取材を拒んでいるわけではない。
寺澤 思いっ切り拒んでいる。
課員 記者会見の日時と内容が決まりしだい、連絡することでかまわないか。
寺澤 それでかまわない。
その後、私は広報広聴課へメールを送り、同課から返信と電話があった。保坂区長の次回の記者会見は今月中に開かれる予定であることを聞き、事前に日時と内容をメールか電話で知らせてもらうことを確認した。必ず都合をつけて参加したいと思う。
それにしても、もともと保坂区長はフリーランス。どうして、このような対応になったのか。記者会見で最初に質問したいことではある。
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