「Why You？」

なぜ起業するのか？したいのか？
なぜそのサービスはあなたじゃないといけないのか？
確実に失敗すると分かっていても、この問題に取り組みたいと思うのか？

自分の事業アイデアを他に人に伝える際に、必ずと言って良いほど聞かれる質問だ。まだしっかりと整理が出来ないが、いったん今の段階の言語化をしたいと思う。それは自分自身の2つの原体験から来ている。

2つの原体験

①心身ともに無理をした結果、適応障害という精神疾患を患い、チャレンジして飛び込んだ職場で自信を失ったこと
②ベンチャー企業という環境下で、ある意味、自分の実力が足りず、休職からの復職が出来ず、退職に追い詰められたこと

今となれば、必要な時にキャリアとメンタルの双方に寄り添う場所があれば、休職になるまで体調の悪化はなかったと思う。
嫌々ながら行った心療内科で見た光景は、精神疾患は身近な病気であるということまじまじと知らされ、さらに勇気を出して友人にカミングアウトした後、「実は俺も」と言われ同じ病気で苦しんでいる人が身近にいることを知り、自分の中で『どうにかしたい！』という想いが膨らんだ。

しかし、自分と同じような経験をされている一人一人に丁寧な支援をしても
原因の根本となっている「職場」を良くしない限り、本質的な改善には至らないと思う。※精神疾患の原因は複合的であるが。
特に、中小やベンチャー企業においては、経営者の力量不足、マンパワー不足などにより、1度精神疾患にかかってしまった場合、元のように職場復帰することが困難なケースが多い。
そうなる前に、予防という観点で企業・個人それぞれにキャリアとメンタルの双方から支援が出来たらと思う。

キャリアコンサルタントの国家資格化

キャリアコンサルタントが国家資格化されて久しいが、認知度・信用度ともまだまだ低い。またキャリアコンサルティング/カウンセリングというと、対個人へのキャリア面談を想像される方が多いが、実は企業側のニーズが高まっていて、ここからアプローチをすることとで、自分の実現したいことができそうと考えている。あとついでに、メンタルヘルス・マネジメントⅠ種も取る。