見出し画像

今さら聞けない!ビジネスマナーの話

こんにちは。心理カウンセラーの佐々木優斗です。

この記事では、「今さら聞けない!ビジネスマナーの話」と題して、ビジネス経験0の方が、これから「ビジネス」を学んでいく上で、知っておきたい初級ビジネスマナーについてご紹介します。

もちろん、この記事でご紹介するマナーが、全ての「ビジネスマナー」というわけではありません。

あくまで、ビジネス未経験者・初心者の方向けの内容になっています。

でも、知らないと恥ずかしい想いをすることがあるかも?しれない話になっているので、

「知っているつもりだけど・・・」という方も、念のためにチェックするような感覚で、どうぞご覧ください。

ちなみに、なぜこの記事を書こうと思ったのか?というと、

実は、かくいう僕自身が、ビジネス経験0だった頃に、これからご紹介するビジネスマナーを知らずに、かなり恥をかいた過去があるからなんですよね・・・

だから、これからビジネスを学ぼうとしているあなたには、過去の僕のような失敗を事前回避してほしい!と思い、筆をとりました。

僕は、20代の頃まで介護の仕事しかしたことがなかったので、ビジネスとは全く無縁の世界で生きてきた人間です。

だから、最初の頃は、本当に自慢したいくらい「ビジネスマナー」が、1mmもわからなかったんですよね。

でも、「自分で稼ぐ力」を身につけようと思い、様々な起業塾や、ビジネス講座に参加したことで、周囲の優しい仲間たちや先輩から、そっと「最低限の知っておきたいビジネスマナー」を教えていただくことができたので、

なんとか、個人事業主として、今日まで生きてくることができました。

下記の項目を知って、扱えるようになっておくことで、ビジネスパートナーやメンターと、より良い関係を築けるようになるかも?しれないので、どうぞ参考になさってみてください。

特に、会社員から→副業(個人事業)を始めようと思っている方には、必見の内容です。

会社員と、事業主では、「ビジネス」との向き合い方や、文化、常識が違いますからね。

※注意※
もし、下記の項目の中で、できていなかったものがあったとしても、それはただ「知らなかった」だけです。どうか、ご自分を責めないでくださいね。

「これからのあなた」の参考になれれば、幸いです。

【初心者専用】今さら聞けない!ビジネスマナー

それは、ビジネス初心者だった頃の僕が、諸先輩方から教えていただいた、ビジネスマナーについてご紹介します。

①「了解」はNG

チャットでのやり取りをする際に「了解!」という言葉を使う方がいらっしゃいますが、基本的に「了解」はマナー違反なんです。

ビジネスマナーとしては「わかりました」「かしこまりました」「承知しました」が正解。

ただ、「了解」という言葉は、人によってはOKとしている方もいらっしゃるので、相手が「了解」という言葉を使うのか?を確認しておきたいところです。

とはいえ、「了解です」という返信は、ぶっきらぼうに聞こえてしまうことがあるので、個人的には、ビジネスの場面では、使用しないことをおすすめします。

②「あいさつ」はしよう

「あいさつ」は、ビジネスマナーの基本です。

でも、チャットなどのメッセージの場面では、使用することを忘れてしまう方も多いのではないでしょうか?

チャットも、コミュニケーションの一つです。

なので、必ず「〇〇さん、こんにちは」「〇〇さん、お疲れさまです」と冒頭に「あいさつ」をつけてから、メッセージするのがマナーなんですよね。

「成功者」と呼ばれている方々とメッセージのやり取りをしていて、あいさつを忘れている人には、会ったことがありません。

ちなみに、SNS上のコメントでのやり取りなどの場面で発生する、チャットコミュニケーションは例外ですよ。

③「ありがとう」と「うれしい」は“ちゃんと”伝えよう

「感謝」をされて、嫌な気分になる人はいません。

でも逆に、無反応には、イライラを感じる方が多いのではないでしょうか?

もし、あなたが誰かに対して、アドバイスや助言をした際、「わかりました」だけの反応だったら、どんな気分になるでしょうか?

きっと「怒らせちゃったかな?迷惑だったかな?」と不安になるはずですよね。

ビジネスの場面で、先輩や仲間から、助言・アドバイスを頂いた際には、「ありがとうございます!助言を頂けて、嬉しいです!」くらいは、ちゃんと伝えたいもの。

逆の立場になって考えると、わかると思うんですが、

自分のしたことに対して、感謝して、よろこんでくれる人がいたら、もっと貢献したくなりますよね!

「ありがとう」と「うれしい」をちゃんと伝えられる人は、「愛される人」になります。

「愛される人」は、多くを受け取れる幸運な人。

そんな人が、成功しないわけがないですよね。

僕が尊敬する起業家の先輩の中に、本田晃一さんという方がいらっしゃいます。

本田さんは、日本一の投資家と言われた、竹田和平さんのお弟子さん。

本田さんは、竹田さんから「金貨」をプレゼントしてもらった際に、ただ「ありがとう」を伝えるだけではものたりない!と感じ、

友だちをたくさん集めて、金貨をみんなに触ってもらい、友だちが笑顔になった写真を添えて「おかげさまで、私も友達も笑顔になりました!」と、感謝を伝えたそうなんですよ。

本田さんは、この出来事がきっかけで、竹田さんに認められ、正式にお弟子さんになれたそうです。

僕はこのエピソードをはじめて聞いたときに、「愛される人」は、「ありがとう」と「嬉しい」の伝え方力がすごい!ということを学びました。

「ありがとう」と「うれしい」は“ちゃんと”伝えたいですよね。

③遅刻はダメ絶対!

「時間=寿命」です。

「遅刻をする」ということは、お相手の“命”を粗末にするという行為。

だから、絶対にダメです。

もちろん、災害や急な体調不良など、どうしても遅刻してしまう状況はあるかと思いますが、基本的には「遅刻はダメ絶対」です。

遅刻癖がある人は、予定にかなりの余白を作るようなスケジュールで行動できる訓練が必要。

また、スケジュールを超えた「長話」も、お相手の迷惑になることがあるので、注意したいですよね。

とにかく、相手の「時間=寿命」を奪うような行為はマナー違反になりますので、気をつけたいところです。

④報連相は基本

  • 報告

  • 連絡

  • 相談

は、ビジネスマナーの基本です。

相談したのに、報告がない。

連絡もなしに、いきなり訪問する。

なんてのは、絶対にNGです。

⑤「小さな約束」もちゃんと守ろう

とっても、当たり前なことのように感じるかも?ですが、実は「小さな約束」を守れていない人は多いものです。

例えば、先輩に「おすすめの本」を聞いた際に、「今度読んでみます!」という「小さな約束」をしたのに、「読まない」をしてしまうと、約束を破ったことになりますよね?

そして、本を読んだなら、やっぱり「報連相」はしたいんですよ。

しかも、できるだけ早く。がおすすめです。

もし、その本が分厚い本なら、見出しだけでもサラッと読んで、「まだ少ししか読んでいませんが、〇〇という学びがありました!教えてくださって、ありがとうございました!」と、なるべく早くお礼は伝えたいものです。

その場の勢いで、ついつい「やってみます!」とか「やろうと思います!」と言うことがありますが、言ったならやる!が基本なんですよね。

これは、「お相手との約束」以前に、「自分との約束」をすることになるからでもあります。

相手は覚えていなくても、自分はちゃんと覚えていますからね。

「言ったのに、やらなかった・・・」という、自分に対する“小さな裏切り行為”は、自分との信頼関係にヒビを入れることになりますので、どうかご注意を。

ちなみに、僕は今までに500人以上の方をサポートしてきましたが、「やろうと思います」と宣言した人で、やった人を見たことがありません。(笑)

本当に「やる」と約束する人は、「やります!」と言い切る宣言の仕方をするか、すでにやったあとで「やってみました!」と報告してくれるからです。

「信用」とは、「実績」のこと。

普段からちゃんと「小さな約束実績」を積んでいる人は、他人からも自分からも信用され、ビジネスでも大きく成果を出していきます。

【暴露】上記は全て僕の失敗談です

偉そうなことを書かせていただきましたが、実は、上記でご紹介したものは、全て過去の僕の失敗談なんです。

そして、今でもたまに忘れて、失敗してしまうことがあるので、自分への戒めを込めて、この記事を書きました。

「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、もし知らずに失敗してしまったなら、「ごめんなさい」と素直に謝ることも大切にしたいですよね。

失敗をすると、つい「親が教えてくれなかったから、恥をかいた」とか「上司が指導してくれなかったから、恥をかいた」と、“自分を守りたい気持ち”が湧いてくるのもわかります。

でも、自分も含めて、完璧な人間なんていませんからね。

むしろ、人間は失敗をするから、かわいいんです。

失敗した際には、他人も、自分も、許してあげられる自分でありたいですよね。

変なプライドは捨てて、ちゃんと自分の非を認められる人は、「愛される人」になれるので、大丈夫なんですよ。

僕の数々の失敗談から学んだ、ビジネスマナー知識が、あなたの参考になれていましたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?