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カンボジア日記第59号(プノンペンU-18)

សួស្តី!

今日もゴミ拾いを行おうとするといつも置いてあるゴミ箱が1つありませんでした。

昨日ゴミ拾いを手伝ってくれたおじさんが自分より早く、さらにかなりの量のゴミを拾ってくれていました。おかげで自分の仕事は少なかったです。笑

ゴミ拾いをしてくれるおじさん。
分別までしていて自分より仕事の質が高かったです。笑
おじさんがゴミ拾いをしてくれている様子。

自発的にカンボジアの方がゴミ拾いを始めてくれたことがとても嬉しく、毎日、取り組んでみてよかったなと感じることができました。

おじさんは昼ご飯まで振舞ってくれました。


 今日は、体育が午前の授業が午後に変更になったため、朝、グラウンドで行われていたプノンペンアカデミーU-18の練習に参加することができました。

カンボジアでは各州に育成年代のアカデミーがあり、各州の選抜選手が練習しています。
州対抗の試合もあるそうです。

自分の学校の生徒も5人ほど参加しています。
プノンペンではプロチームの下部組織も存在するため、優秀な選手がそちらに流れてしまうそうです。
そのため、他の州に比べると良い選手が集まりづらい側面もあるようです。

8時からの練習だったそうですが、始まったのは8時20分ごろでした。

指導者が随分と長く話をしていました。

話をしている様子。
練習が始まりません。

練習が始まると200mを10本走っていました。

なぜこのトレーニングをするのかと聞くと、「今日はパワートレーニングだから」と話していました。

話している感じだとスプリントトレーニングをイメージしていると思うのですが、今日のトレーニングはインターバルトレーニングです。
サッカー以前にスポーツ生理学やトレーニング学について理解が低いのだと思います。

また、選手がフィジカルトレーニングを行なっている間、監督は椅子に座っていたり、ボールを蹴ったりしていました。

指導者が勉強しないこと、指導者の振る舞いが育成年代の選手の人格を形成していくことを理解していないことの危うさを感じました。

フィジカルトレーニング終了後、10人vs10人の試合を行いました。

試合のメンバーは日本でいう「取りっこ」で決めていました。


自分も試合に入り、一緒にプレーさせてもらったのですが、選手はこちらの声掛けによく耳を傾けてくれました。純粋にサッカーを知りたい、上手くなりたいというマインドを感じることができました。とても伸び代があります。

体育の授業がないときはできるだけ参加させていただこうと思っています。
子どもたちとプレーした時間はとても充実していました。

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