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Dが爆発している私の反省会

これはPDCAサイクルのDが突出した私が3ヶ月半無計画にゆとり会を開催するまでの記録である。

8月20日
ゆとり会を開きましょう、と言われた。

9月10日
ゆとり会を開催します!というnoteを書いた。
この時点では47都道府県の行ったことある県について、どんどん話していこうと思っていた。

そのあと最初に考えたことは当日の制服だった。

なにを思ってこう呟いたかもはや不明だけど、私の場合はだいたい最初に思ったことを選ぶことが多いし、合っている気がする。

9月23日
イコさんと遊ぶ約束をしていた。ちょうど涼しくなってきた日でやっと着られたyeeのシャツのコーディネートがめちゃくちゃかわいくて、ゆとり会の制服はこれだ!と思った。ただ、このときに合わせたスカートは3年くらい履いているので、バージョンアップしたいなと思った。なので、この日は黒スカート試着旅になった。イコさんが試着を優しくスパルタに勧めてくださったおかげでじゃんじゃん試着することができた。

似合って、着たい!と思うスカートがふたつあった。ひとつは、とてもボリュームのあるチュールスカート。もうひとつは、電車の中で邪魔になりそうなくらい広がったしっかりとした素材のスカート。この時点ではどちらにしようか、はたまたほかの素敵なスカートが見つかるのか、そんな気持ちでこの日はお別れした。

家に着いてから、主役とハレの日について考えていたら、私は小さいころバレエを習っていて、バレエの本番は自分が主役だと100%信じてたなあ(例え主役でなくても。笑)と思い出したので、バレエの衣装のチュチュを思い出すチュールスカートが有力だなと思ってた。

9月24日
由枝さんと遊ぶ約束をしていた。お茶をしながら、昨日スカートの試着旅をした話をして、ふたつの候補を見せた。「こっちのスカートは電車の中で邪魔になりそうなのが心配で〜」と言うと「電車の中の人にまで気を使うんですか?!」と驚かれた。ちょうどこんなnoteを公開したあとだったから。

まわりを気にしない、という意味でもうひとつのものすごく広がるスカートを買うべきでは?と思った。だけど、チュールスカートにも惹かれたまま過ごしていた。

10月1日
yeeのオーダーしたお洋服のお披露目会に行った。spiralで売る予定のnetuiiのビスチェを着させてもらった。肩の紐が細い服は上半身ガンダムになりやすいので避けていたんだけれど、このビスチェはまったくそんなことがなかった。なんなら似合っていた!私の手札にビスチェが加わった。

10月5日
出張先で悪天候に見舞われ1日の予定がパーになる。大きな駅のちかくにホテルを取っていたので、駅ビルを端から端までじっくり見る。昔重宝してたけれど、私のふだんの行動範囲では見かけなくなったブランドがあって、パンツスタイルの上からチュールのワンピースを重ねているマネキンがいた。このマネキンを見たときに、横にとても広がるスカートの上にチュールワンピースを着れば、ふたつのスカートを兼ね備えたスタイルになるのでは?と気づく。

10月8日
そうと決まれば、広がるスカートをさっさと買わないと在庫がなくなってしまう!と慌てて購入する。

10月14日
dmsさんとモード試着旅の約束をしていた。チュールワンピースが欲しいということを伝えて、シャツとスカートを着て試着旅へ。マルジェラのチュールワンピースがとてもいい感じで方向性が合っていることを確信した。そのあともいくつか試着をしたけど、なかなかしっくりくるものがなかった。というか、ゴムなどが入っていて裾が広がらないつくりになっているものが多く、せっかくのスカートの広がりを窄ませてしまうのだ。探すのにもう少し時間がかかりそうだ。
夜ごはんもご一緒したのだけど、そのときにゆとり会で話そうと思っていたことを話したら、リアクションが芳しくないように感じた(※私個人の見解です)自分の中でもこの話からのオチが見えてこなかったので話すことがこのままじゃいけないな、とぼんやり思う。

10月15日
10月21日

目指してはいなかったんだけど、手元が完成する。

10月30日
服装が決まりつつもほかはなにも決めていないことに焦りが生まれる。とりあえず締切を設けてみる。

11月4日
ルミネ10%OFFのお取り置き期間なので最寄りのルミネに出かけた。探していたようなチュール素材のトップスが見つかり、ゆとり会の制服は完成する。制服だけ完成していく。

11月9日
そろそろやばいぞ、と思い、重い腰をあげる。いろいろ条件にあったレンタルスペースがめちゃくちゃ高いことを知り、怯える。話の内容を考える以外にやらないといけないことがたくさんあることがわかり、怯える。とりあえずレンタルスペースを借りる。おしゃれでごはんも食べられてお酒も飲めるところは高いけど借りられる。理想を求めるべきなのか?いい塩梅で落ち着けるべきなのか?考える。冷静にジャッジした自分に驚く。ちくわぶを知ったような気持ち。

話す内容を考えるためにどうして旅が好きになったのか自分の中で振り返る。振り返ってるうちにこれがテーマだな、と気づく。意図してないんだけど、ひとつの旅にだいたいひとつくらいは気づきがある。そして、どの旅も自分の写真を見ていれば、どんなことをしたかどんなことを思ったから思い出せる。

そこからはぼんやり頭の中でなにを話そうかなと思っている日々を過ごす。

11月25日
冴木さんと遊ぶ。パタリーさんの10周年イベントへ。たくさんのガールズにお会いして「ゆとり会楽しみにしてますね」と声をかけられ、焦り始める。冴木さんがあきやさんに「どうしてゆとり会を開こうと思ったんですか?」と聞いて、あきやさんが「ゆとりさんはいつも周りに気をつかっていてサポートが上手なので一度主役に引っ張り出そうと思った」的なことを回答して、私も「なるほど!!!」と思った。(なんかわかってるふうな頷きしててごめんなさい😂)そういう理由で私はゆとり会を開くのか!と納得した。

11月26日
湖森さんと遊ぶ。湖森プレゼンツ冬のJJGオフ会の打ち合わせと称してお会いしたのですが、ものすごく丁寧に綿密に計画されていてびびる。計画力の差がひどすぎる。とても参考になる。

12月2日
予定がなくなり1日オフ。ゆとり会前最後の土日なので今日こそ諸々進めなくては!と思っていたのにほとんど寝て過ごす。そして心の底からは焦っていない自分が怖くなる。

12月3日
由岐さんと遊ぶ。なんかの話からタイの話になって、タイ古式マッサージをこの世で一番信じてる話をしたら、めちゃくちゃ笑ってくれて「その話、ゆとり会でしたほうがいいですよ!」というアドバイスをもらう。こんな話をしていいのか?と思う反面、たしかに真面目100はあんまり私ぽくないよな〜とも思い、素直にエピソードトークとして組み込むことにした。
この日のことを日記みたいなnoteにしようとしたけど、最後をやっぱり個人的な教訓みたいなオチになったことによって、適当に話しててもまとめられるのでは?というよくない自信を手に入れてしまう。

12月4日
それでももうこのままではだめだと思って、翌日会社を早退することにする。

12月5日
早退する。家に帰っても絶対できないから、東京駅の丸ビルのスタバに行く。話す内容だけじゃなくて、事務的なことをいろいろ考えないといけないことに気づく。およそ30人分の飲食がどのくらいなのかわからず絶望する。(最初はデリ的なものを買って持っていこうと思ってた)いやそんなんむり!めんどう!と思って“テイクアウト”で検索するもピンとこない。そう、私は“ケータリング”という言葉がでてこなかった!途中でやっと思い出して、そういう専門のサイトがあることを知り、投げやりに発注する。ナイス判断!わたし!!!
話す内容についてはパソコンで打っていくことにした。話すだけだと分かりづらそうだから、写真があったほうがいいことに気づく。実は旅に出る前の話が重要なのかもということに気づいた。そして私が旅をしている理由が超絶ネガティブなこともしってしまい、ゆとり会の展開がどうなるのか不安になる。前半分がだいたいまとまり、見通しが経ったので、調子に乗って考えるのをやめる。

大丸でリップのタッチアップをしてもらったり、丸の内のビュリーで香水を買ったり、すっかり遊んで帰る。

12月7日
その日の仕事が精神的にハードだったこと、ゆとり会へのプレッシャー、社内のいざこざによるストレス、この3つが重なり、超絶体調不良に陥る。そもそも寝不足なうえ、人生2度目の鼻血を出し、吐き気が止まらず、頭痛もあり、もうゆとり会開けないのでは?と思うほどネガティブになる。寝て治す。

12月8日
前日のご案内を送りながら、スライドをつくる。手の込んだかわいいスライドにしようかと思ったけど挫折する。淡々と写真を載せていくスタイルにする。やっぱり半分つくったら、安心したのか眠くなってきたので寝ることにする。

12月9日
朝5時に起きてスライドのつづきをつくる。スライドを見ながらぶつぶつ話す。なんとか想定時間くらい話せそうな気がする。あとは飛ばないように気をつければなんとかなるだろう。
という感じで、まさかの当日の朝までつくっていたのでした😂原稿はつくってもよかったんだけど、棒読みになるのが心配すぎて、スライドの写真をトリガーにするという暴挙にでました😂たぶん飛ばした話はなかったと思う。

改めて振り返ってみると、制服以外はまったく無計画だった😂制服をつくるのが目的だったからいいのかな。なんで制服は計画的にできたかというと、探すのには時間がかかることを身を持って知っていたからかな。本当は自分と向き合ってスタイリングを決めていきたかったんだけど、直感と勢いでいってしまったな…しかしこれからも試着もなく自分のイマジネーションだけでスタイリングをするのは、私の性質と特性上むずかしいのかもしれないな😂

あと始めるまでの腰が本当に重い。重すぎる。寝起きが悪いわけではないのにぎりぎりまでうだうだしてしまうのも同じ理由な気がする。始めてしまえば、のりのりになるので、うまく自分と付き合っていきたい。
そのときのヒントになりそうなのが、事務作業や単純作業だ。今回だと名簿づくりにあたる。そして一人一人のお名前や二次会来るかとか入力していたら、会のイメージややらないといけないことが浮かんでくる、という体験をした。漠然と考えるより、関連した単純作業をしているときのほうが、私は閃くタイプなのかもしれない。

そして読んでくださった方はお気づきだと思うが、たくさんの自問自答ガールズが私の思考を刺激してくれて、ひとりでは到底辿り着けないところへ連れて行ってくれた。ひとりで自問自答することも大切だけど、他者は自分では気づかないことを気づかせてくれる。ひとりでは試着する勇気のでない服を勧めて試着室まで連れて行ってくれる。私も誰かの思考の触媒でありたいなと思う。

自分の無計画さに呆れつつも、今回もこうやって乗り切ってしまったので本当の意味で反省できない。だめだなと思う気持ちと私らしいなと思う気持ちが半分ずつくらいな振り返りです。

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