【麻雀】6ブロック、変則5ブロック+α

今回は6ブロック、変則5ブロックを中心に色々な牌姿を例に挙げながらメリット、デメリットを説明していく記事です。

①5ブロック

5ブロックがあまりわからない方はウザク本3を読んでね。

②一般的な6ブロックのメリットと優劣

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代表的な6ブロックの例。

愚形の選択を保留することで愚形埋まりが8枚、リャンカン変化を含む愚形フォローが20枚あり最終良形率が高くなる。

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1シャンテンの段階で愚形が残っていてもこのようにフォローがあると良形率は50%になる。フォローがリャンメンに入っている場合は良形率25%(ダイレクトのみ)。

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愚形2つとフォロー付きリャンメンの組み合わせだが、これは5ブロックが有力。

リャンカン変化の8枚がないのと、愚形落としツモ4mで強い中ぶくれ形を拾えるため。(先ほどの牌姿は223mでツモ4mが特に強くない。)

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これは中ぶくれ形にならないが、リャンカン変化がなく愚形落としから3~7の浮き牌ツモの変化がそれなりに強いので一長一短。

5ブロック、6ブロック共に有力で巡目が早いほど変化重視の5ブロック寄り。

③浮き牌をブロックと見做すケース

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四連形や中ぶくれ形などがあるときはそこを+1ブロックと見做して打7mでの実質6ブロックや打8pの実質5ブロックが有力。

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孤立3~7だとシンプルに打6sで5ブロックが有力だが、ドラがない場合や最序盤は打7mや打8pで良形変化や平和、一盃口(打8p時)の打点上昇を見るのも有力。

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これはペンチャン落としと浮き牌切りにほぼ差がない。巡目が早いほど、打点が安いほどペンチャン落としに寄る。

④変則5ブロック

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ここから単独対子落としの打1sとしていくのが代表的な変則5ブロック。

瞬間の受け入れはMAXではないが、優秀な変化が多いためスピードで劣っていない。

このように暗刻がある場合はヘッドレスになる変化が強く特に有力。

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複合形があるときも同様に対子落としで変則5ブロックが有力。

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暗刻や複合形はないが打3sからの変化が量、質ともに良く有力。

打4mとの比較は、リャンメンターツに縦フォローが入った場合にカン3m受けが残るのでやや打3sが強い。ツモ24sの変化はあまり差がない。

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これだと打1sからの変化が少なくなるので牌理的にはかなり微差だが、河の強さを考慮するとこれも変則5ブロックが有力。

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落とすターツが対子以外でも同じ意味合いで打1sの変則5ブロックが有力。

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ふんわりタンヤオや三色が目指せるときなんかも有力。

⑤5.5ブロック

5.5ブロックの詳しい説明はこちらの記事で。

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変則5ブロックの項目で同じ牌姿から打1s有力としたが、河の強さの影響が少ないルール(祝儀牌の多いフリーなど)では打2mで5.5ブロックにするのも有力。

⑥まとめ

今回「最善」ではなく「有力」という言葉を使っているのは、実戦においては他の要素で逆転しやすい比較のためです。

平面では微差なので、何が正解かではなくどんなメリット・デメリットがあるかに重きを置いて整理してもらえるとこの記事の内容を実戦で活かしやすいかと思います。

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