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関係性に対するコーチングについて

今回のメルマガでは皆様にご報告がございます。

1年ほど前のこのブログで、システムコーチング(ORSC)というものを学んでいると書いたのですが、こちらをこれから一生懸命取り組んで、自分の仕事にしていきたいと考えております。

システムコーチングとは以下のサイトに記載されています。

http://www.crrjapan.co.jp/systemscoaching.html

改めてご説明させていただきますと、システムコーチングとは組織開発の手法の一つで、端的にいうと、「働くメンバー間のチームワークを望ましい形にしていく」アプローチです。

組織開発の一つと思っていただいてよいと思います。

私がシステムコーチングを通じて実現していきたいのは、

信頼で結ばれた関係性があり、そこで働く人が自分が生かされていて、そのメンバーとともにいられることに喜びを感じられる組織が増えていくことです。

青臭いことを申し上げるようですが、私は人は一人で感じる喜びもあるのかもしれませんが、本当に心の底からじわじわとわきあがるような喜びは、人との関係性の中からしか生まれないと思っています。

たとえば学生時代の部活でとてもチームがまとまった時、文化祭や体育祭などなんでもよいのですが、何かを創り上げる雰囲気でチームが一つになった時というのは、一人ひとりがそれぞれ違う個性を生かしながら、一人ではできない結果を出せるという空気があったように思います。

そのような空気の中に自分がいれるときに感じる喜びというのが私がここでイメージしているものです。

このような経験はどなたにも一つはあるのではないでしょうか。

人生を豊かにしていくのは、このような関係性で時間をともにした人、心から信頼する人が少しずつでも、歳を重ねるごとに積み重ねていくことなのかもと思うようになりました。

職場は、一緒にいるメンバーや、あるいはお客様、取引先との一つひとつのコミュニケーションの積み重ねでできています。

それらコミュニケーションの一つひとつの質が変わったら、もしかしたらまったく同じ営業手法、まったく同じ施策、人員体制でも結果が異なってくるのではないでしょうか。

職場は様々な要因から本来の関係性が見えにくかったり、築きにくい場だと感じます。

職務が分担されていたり、役割や評価の基準が異なっていたり、なによりビジネスという厳しい環境の中で会社が生き残っていかねばならないという目の前の現実があります。

しかしながら、よいチームがよいパフォーマンスを発揮するのは明らかです。関係性はそうしたビジネスのゴールとも一致し、両立しうるものだと思います。

この7月で東京で仕事を始めて丸5年が過ぎようとしております。

自分なりに、ずっと変わらず興味を持ち続けているのは、どんな種類の仕事をするかではなく、どういう気持ちで、どういう状態で日々ありたいかということでした。

その結果、その土壌となる「関係性」というテーマで仕事をしていきたいという気持ちに落ち着きました。

システムコーチングはそのためのとてもパワフルなツールだと考えています。

これからシステムコーチングの仕事を増やしていきたいと考えております。興味があれば、ぜひ一度話を聞いていただければと思います。

また来月もどうぞよろしくお願いいたします。

VOL48  2014/5/31                                                                                         sakaguchi yuto

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