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親友の話

3年前に出会った、大切な人の話をしようと思います。私の親友の話です。

3年前の8月16日、私と彼女は出会いました。先にメッセージをくれたのは親友の方です。Twitterで新しいアカウントを作ったばかりだった私は、DMの通知に少し慄きながら挨拶をしました。
年齢も、本名も、住んでいるところも知らない。向こうがどんな人で、何をして生活しているのかも知らない。分からないことが沢山ある中で、彼女の優しさが無性に嬉しくて。

ある日、LINEを交換してしばらく経ち、私は親友の声を初めて聞きました。後から聞くには、通話するまでに一番かかったのが私だったそうです。駅から家までの道、いつもなら長いと感じる距離が、通話をしながら歩く間は本当に一瞬でした。
親友も私も決して優しくない環境に抗いながら2人でなんとか生きてきたのだと、今になって思います。
大袈裟でも何でもなく、私は彼女がいなければここまで生きて来られなかった。
「ずっとそばにいる」と、「大切だよ」「生きててくれてありがとう」と、今までにもらった言葉は数えきれません。


親友へ。
本当にありがとう。あの時に話しかけてくれて、今まで一緒にいてくれて、どれだけ救われたか分かりません。あなたがいたから、私はここまでやってこられました。
そしてこれからもよろしくね。この状況が落ち着いたら会いましょう。会って、美味しいものを食べて、沢山話をしましょう。

あなたに出会えてよかった。


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