見出し画像

#110 ガニ股の人は大腿二頭筋が硬い

こんにちは、ゆうです。

今回、ハムストリングスに注目しながらガニ股になる仕組みをみていきます。

ハムストリングスはもも裏の筋肉で、主に3つのパートにわけられます。

①外側にある「大腿二頭筋(ダイタイニトウキン)」
②内側にある「半腱様筋(ハンケンヨウキン)」
③さらに内側にある「半膜様筋(ハンマクヨウキン)」

ハムストリング

ハムストリングスとはこの3つの筋肉の総称です。

そして、下記の2つの動きをしたときに、ハムストリングスは最大短縮をします。(①膝関節屈曲 & ②股関節の伸展)

①膝関節屈曲

↓↓↓

画像1

②股関節伸展
↓↓↓

画像2

このように、ハムストリングスは、
歩く、走るといった普段の生活の中でよく使われている筋肉です。

さて、ガニ股の話です。

ハムストリング3パートのうち、
外側にある大腿二頭筋に目を向けてみましょう。

この筋肉は、つま先を外側に向かせる(外旋)機能があります。
つまり、大腿二頭筋の短縮が優位な状態では、
つま先が外に向き、ガニ股になります。

長座前屈をする時のことを考えてみましょう。
みなさんのつま先は真上を向きますか?それとも開きますか?

この時、つま先が開く(外旋する)人はどのような人でしょう?

そう、大腿二頭筋の短縮が優位に働く人ですね。
前屈をする際に、大腿二頭筋が腓骨(ひこつ)を引っ張り、つま先が外に向いてしまいます。

腓骨
↓↓↓

画像4

つまり、大腿二頭筋が硬いと言えます。
柔らかい人は、つま先が真上を向いたまま前屈ができるんです。

それでは、ハムストリングスをやわらかくするためにはどうすれば良いか?

それは、短縮が優位だった筋肉を伸展してあげること!
さっきの逆をすれば良いんです。

つまり、長座前屈のように、股関節屈曲、膝関節伸展をさせること!

ぜひお試しあれ!

最後までお読み頂きありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?