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夜明け前ちるあうとの音色こごえる近場のコンビニへの道すがら 会計を済ませ馴染みの店員と不…
霧雨が春雨となる早朝に手に傘はなく杖をつくのみ
寺の鐘 寒の戻りの 朝告げる 游
長旅路日ごと腰掛ける一里塚さかずきの縁に夕日きらめく 足萎えて物を乞う身になるまでは一里ごと歩む日が沈んでも 夜明け前旅支度を整えてから曙光を待って朝の一献
夕空にこうべを垂れる春紅葉 (むかし書いた小説の作中に登場させた句。小説自体は未完です(…
真夜中の午前零時の十分前なんともなしにコーヒー啜る 物語書き綴るには打ってつけ聴き慣れす…
ほどけない鎖は二ミリグラムずつ重くなっていく夜が明けるたび まどろみもつかの間の浅い夢も…