見出し画像

うつ病について思うこと。

こんにちは。おつかれさまです。

(冒頭の画像お借りしました。素敵。感謝。)

本日は「こころの風邪」とも言われている「うつ病」のお話です。

うつ病の患者数は近年、増加しており、およそ96万人にのぼると報告されているそうです。
別の調査では、16人に1人が、生涯にうつ病を経験しているとも推定されています。ですから、うつ病はだれにとっても身近な病気であるといえます。(サイトより引用いたしました。ありがとうございます。)

こちらにとても分かりやすく「うつ病」を説明しているサイトがありますので貼っておきます。

とてつもなく分かりやすい。改めて見てみると、へぇーって何回も言いました。ありがたい。

うつ病の気持ちの波を図にするとこのようになるそうです。↓

画像1


分かりそうで意外と違いがわかりにくい部分は以下に転記しておきます。(大事なところなので)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「気分」と「病気」の違い

『日常生活の中で憂うつになったり、気分が落ち込んだりといった感情の波はだれでも経験することでしょう。

人間関係が思うようにいかなかったり、仕事や受験で失敗してしまったり、大切な人や可愛がっていたペットとの別れなどが原因で、悲しくつらい気持ちになることはごく一般的な感情の変化です。

そのような落ち込んだ気分は、原因が解消されたり、気分転換をしたり、ある程度時間が経過したりすることで次第に癒され回復していくものです。


でも、うつ病の場合には気分が落ち込むような明らかな原因が思い当たらないこともあり、たとえ原因となっていた問題が解決しても気分が回復せず、仕事や学校に行けなかったり動くことができなかったり、日常の生活に大きな支障が生じるので治療が必要になります。』


そうなんです。回復せずに長引いてしまい、体がものすごく重く感じて日常生活に支障が出るほどなのです。



突然ですがワタシの職業は看護師です。

もちろん職場も看護師だらけ。医療従事者です。

ですが、医療者とはいえ人間です。

病気も他の職業の方と平等にかかります。

職場に「うつ病」で休職している方がいました。
その方は少し前に復帰し、働き始めましたが、働いているとすこぶる元気。ですが、突然お休みする日もあります。

出勤意欲はあるので、駅前まで行ってそこでダウン。駅からお休みの連絡が来ることもあります。

そして、ここ最近は連日のお休み。

職場の医療従事者も人間です。

その連絡が来るたびに、

「今日も休み?」

「来ちゃえば仕事できそうだけどね。」

「俺(私)も休みたいわー。」

という声が聞こえてきます。

分かります、その気持ち。私だって怠い。休みたい。仕事なんてしたくありません。

ですが、上記で説明したとおり、自分では働きたいものの、心身が伴わないのです。その方と少し前にお話したときに仰っていました。

「有給も少なくなってるし、休みたくない。これ以上給料減りたくないんです。」と。

「働かざる者食うべからず」を痛感しながら、それでも行動できない葛藤できっと更にストレスになっているのではないでしょうか?

そして、最近聞こえて一番寂しかった言葉が、「(あんまり休むと)信用されなくなっちゃうのにね。」でした。

何度も言いたい。医療従事者も人間です。感情はあります。

言いたくなる気持ちも。言われる側の気持ちも、存在します。

確かに人員不足は大変です。でもなんとかなります。仕事は遅くなっても終わります。

1人不足すると、その分の仕事の負担が働いている人にかかります。ワタシにもです。両手を広げて受け入れているか、、、正直に言えば決してそうではありません。

ですが、治療中の個人に代わりはいません
その人がいなくなったら、、、もうその人はいません

どちらが優先でしょうか???何が必要でしょうか??

スタッフの増員や業務内容の工夫が優先なのではないでしょうか??

唯一無二の個人が医療の現場で無理をして働かなければならないのでしょうか?

現実は、、、もう分かりません。現場にいると分からなくなります。
ここまで理想を語っていると言われてもおかしくないでしょう。
それも分かります。

自分のことでないと理解することは難しいのかもしれません。

体感してみないと分からないこともたくさんあります。

医療者同士でもこんなことが起こるのですから、会社や社会での理解が難しいのもよく分かります。


例えば、花粉症のつらさは、花粉症の人にしか分からないです。
しかも症状の辛さも個人差があるので花粉症同士でも理解が難しいと思います。

生理痛も、妊婦さんのつわりの有無や程度、風邪の症状でさえも個人差があって、「つわりで体調悪いの?ワタシつわりなかったんだよねー。妊娠って病気じゃないし。」と話していた人も見たことがあります。シンプルにひどい。
分からなくてもいい。でも人として寄り添う気持ちや「なるほど、そうなんだね。」と共感する気持ち(優しさ)はないのかな‥と切なくなります。

話が逸れましたので戻します。(ちょっと熱くなってしまいました。)
なので、結果的に相手の病気を理解すると言うことは無理なのでしょうか??

そんな悲しいことがあるのでしょうか。でも、どうすれば良いのか分かりません。(すみません。)

個人の力や発言では組織は変わりません。聞き流されるだけです。
ですが、病気でつらい思いをしている当事者が「困ったちゃん」扱いされるのも違うと思います。

16人いれば1人がなると言われている「うつ病」。

目には見えない病気だからこそ、気力のあるときは元気だからこそ、本当に難しい病気です。

例え話その2をしますと、
腕を骨折していれば、どうサポートすれば良いのか分かります。

足を骨折していれば、階段の上り下りも手を差し伸べるでしょう。

風邪で発熱39.5℃と体温計で可視化されれば急いで受診しなさい、そしてよく休みなさいと言うでしょう。

だから難しいんです。目に見えない病気も同等に労ってあげたい。
多くの人が、まるっと理解できなくてもいいから、偏見を持たない社会になってほしい。

人員不足の解消が必要ならどうか必死で改善してほしい。働き続けているスタッフの負担もあります。文句を表で言わないなら良し!とはいきません。


休む必要がある人がしっかり休息出来る環境づくりを、雰囲気づくりからせめてやっていこう。微力ながらも。継続は力なり、石の上にも三年を信じて。


個人が健やかに時間を過ごせる環境が少しでも増えますように。(切実)



ではまた。












宜しければサポートお願いします。活動費に役立てたいと思います😊🙌