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自分が子どものモデルとなれているか?子育てのヒントを得たくて読んだ本

最近、3歳娘の言動にイライラ、怒ってしまうことが増え、何かしら子育ての方針、軸を作りたいなと思い、子育て本を読んでいる今日この頃。

子どもへの関わり方のヒントを得たくて読んだ1冊からのメモ。
特に印象的だった3つの箇所と今後の行動宣言。

『子どもの心のコーチング』菅原裕子 著


①子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめない

子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめないことが大切です。「いい子ね」「えらいぞ」というほめ言葉ではなく、子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。子どもが親のために働いたときに、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしいのです。
「ありがとう」「お父さん助かったよ」「うれしかった」という言葉に、自分の働きが親にどのような影響を与えたかを教えてあげてください。
「いい子ね」「えらいぞ」と言われて悪い気はしませんが、この言葉では、自分の働きが相手にどのような肯定的な影響を与えているのかはわかりません。
なぜならそれは、親が自分の働きに対してどう感じているかの言葉ではないからです。

子どもに「えらいぞ」と言うのは簡単。だけれど、具体的にどう自分が感じたかを言うためには、子どもの行動をしっかり見ている必要がある。自分が子どもの様子に目がいくときって、だいたい長女が妹を泣かせた時とか、どちらかが泣いた時とか、何かしらトラブルがあった時にしっかり見ることが多いことに気づく。平穏そうなときや当たり前にできている時って、家事したり、スマホ見たり見てないことが多い・・。普段の行動一つ一つに実はちゃんと子どもたちの成長があることを、きちんと見て、気づいて伝えていきたいと感じた文章。(スマホとの付き合い方を見直したい今日この頃)

②親がモデルとなる

マナーに関して特別にうるさく言う必要はありません。親がモデルとなって。子どもにやってほしいと思うことを自分がやってさえいればいずれ子どもはそうするようになります。挨拶も、靴をそろえることも、手を洗うことも、まず親がして、あとは声かけをすれば子どもは自然に学びます。それを確実にさせようと力を入れると、子どもは反発します。

最近、3歳長女に靴を揃えてほしいなぁとずっと思っていて。帰ってくると靴を脱ぎ捨てる、または大人に靴を脱がせてほしいとお願いして、その後の靴の行方は気にしない。これがずっと気になっていた。でも、「親がモデルとなる」の話を聞いてハッとした。母親の私は、1歳の次女を抱っこしていることで靴を脱ぐのが一苦労ということを理由に自分も靴を揃えていなかった!!!(3歳長女ほど脱ぎっぱなしではないけれど。)あぁ、自分がモデルにならなければとまずは自分が行動を変えようと思った文章。

③仕事を子育ての言い訳にしない

もしあなたが働いている親であるなら、働いていることを子育てにおける何かの言い訳にしないでいただきたいと提案します。働いていることを言い訳に使う人は、きっと職場では子育てを仕事上の責任が取れない言い訳に使います。子育ても仕事もしながら、どちらにも根を張っていないのです。
働きながら子育てをすることに、罪悪感をもつ必要はありません。「仕事か子育てか」という選択はないのです。「仕事も子育ても」なのです。
もしあなたが働きたいのであれば、はっきりと働くことを選ぶことが大切です。仕事と子育ての両立にしっかりと根をおろしましょう。そうすることで自分がいない間の子どもの世話をどうするかということも、しっかりと準備することができます。同時に、子どもと一緒にいる時間を仕事に邪魔されないような働き方を工夫することができます。

これは実は一番ドキッとした。「働いていることを言い訳に使う人は、きっと職場では子育てを仕事上の責任が取れない言い訳に使います。子育ても仕事もしながら、どちらにも根を張っていないのです。」この文章がドキッとしたと言うことは、自分が子育てに対して中途半端な姿勢だと薄々感じていることに気付かされたというか。今育休中であるからこそ、子育ての土台にしっかり根を張りたいと感じた文章。

今後の生活にどう活かすか?

・「えらいね〜」以外の声かけの言葉を増やす。具体的な行動、プロセスをきちんと見て伝える。
・自分の靴をそろえるところから、子どもの行動のモデルになる。
・育休中の今、子育ての土台となる方針(子どもへの関わり方の方針)を作る。(アドラー心理学が最近気になっているので、アドラー心理学の本をいくつか読んでみる)

ちょっとずつ実践しながら試行錯誤していきたいな。

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