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そのモノやコトの向こうに、「この人がいたから」とその人らしさも残したい silo book📚

お店でのチャレンジの一つ一つの向こうには必ず誰かの存在があって欲しい。そのことをお客さんに説教臭く語ることはないにしても、そのモノやコトの向こうに、「この人がいたから」という、固有の存在としてのスタッフの顔が浮かぶようなことをしたい。
『ゆっくり、いそげ』影山知明

お店やそこで働く方それぞれにストーリーがあるんだなぁと知り、カフェやコーヒースタンドへ足を運ぶ習慣ができたのはこの本を読んでからです。

この本の著者は、西国分寺で「クルミドコーヒー」というカフェを運営する影山さん。売上だけを唯一の目的とせず、人や人間関係といった金銭換算できない価値も大切にしたい。タイトルにおる「ゆっくり、いそげ」はその価値観を表していて、目的地への到達を急ぐのであればあるほど、むしろ目の前のコト、足元のことを一つ一つ丁寧に進めた方がいい、という影山さんのポリシーだそうです。

「ここは共感する」「ここは違うかも」など、読み進めながら自分の大切にしたいものを考えるきっかけになる、そんな本です。

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silobook📚とは?
東京、中野区にある「みんなが繋がれるコーヒースタンド」silo coffee stand。私から不定期で「よかったら、この時期・こんな時に、コーヒー片手に読んでもらえたら嬉しいなぁ」と思う本をピックアップして紹介させていただいています。これまでInstagramに上げていただいたものを、タイミング合わず掲載しきれなかったものも、私のnoteにも転載という形で順次掲載していきます。

Instagramを見ていただくと、オーナーであるヤベさんのコメントも添えて紹介されているので、より一層味わい深くておすすめです!気になる、読んでみた、など反応いただけたらより嬉しいです🥰(これまで紹介してきた本は #silobook というハッシュタグで見れます)


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