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アンフェ姫とは何者か?

お疲れ様です。ゆうきと申します。

今回は最近、私のTwitterのタイムラインで言及されることが増えてきた「アンフェ姫」についてです。
もしかしたら、ネットの海でこのnoteに辿り着いた皆様なら、この単語をご存知かもしれませんね。

※アンフェ=アンチフェミニズムのこと。しかし、フェミニズム全てに反対という人はそんなに多くはなく、主にSNSによる男叩きで男女分断を強く煽るようになった第4波フェミニズム(所謂ツイフェミと呼ばれる人達もここに含まれる)に反対する人達を指すことが多い。


早速、本題です。アンフェ姫とは何なのでしょうか?











結論から申し上げます。
アンフェ姫とは普通の一般女性です。

どういうことか?ここから詳細を解説いたします。








冒頭に少し記しました通り、SNS上の第4波フェミニズムは先鋭化していき、主にTwitter上で過激な発信が増えていきました。
例としては、以下のような話です。

・ポリティカル・コレクトレスを重視するあまり、特定の表現に批判の域を超えた中傷を加える
・特定の個人を偏った利己的な考えから論う
・悪いことをした男性だけではなく、全ての男性を悪魔化し、過度に攻撃することで男女の分断を煽る

※これは前回のnote記事「フェミニストは今後も嫌われ続ける。だがしかし、世界はフェミニストの思い通りに動いていくだろう。」でも記載した話ですが、再掲いたします。







当然、ここまで先鋭化するともはやフェミニズムの是非は関係なく、Twitter上のユーザからは強い反発を招きます。そのあまりに偏った考えは注目を集め、Twitterの枠を超えてキュレーションサイトやYoutube等でも大きく取り上げられることとなりました。
※どれくらい過激なのかは多くのサイト、動画等で取り上げられているため、ネット検索でいくらでも情報が見つかります。そのため、ここでは説明を割愛します。





しかし、反発を招いてもTwitter上のフェミニストは「私達こそが正しい」と周りからの常識に基づいた指摘を全て跳ね除けました。先鋭化しすぎた思想は往々にしてこうなりがちですね。強固な仲間意識とエコーチェンバー現象で周りが見えなくなっているようです。自身のテリトリー内なら片っ端から洗脳するという手段もありますが、Twitterというオープン型SNSの前ではその手法は通用しません。多くの常識人も見ているような場所では異端の考えを「私達こそが正常!」で通すのは些か無理があるのです。






また、Twitter上のフェミニストの特徴として、フェミニズムに系統していない女性の存在を認めず、それでも反論する女性は「名誉男性」呼ばわり、もしくは「ネカマ」認定するという特徴があります。女性ならばフェミニズムを肯定しなければおかしいということでしょうか。思考の偏り以外に大いなる驕りも見え隠れしますね。






上記のような加害性に晒されることは非常に辛いことなので、攻撃されることを避けるためにフェミニズムを否定する女性アカウントは鍵垢であることが多いです。(私が趣味垢の方で繋がっている人は大体このパターンです)






これはクレバーで利口な立ち回りと言えますが、フェミニストにフェミニズムを否定する女性の存在を示すことはできない(そのため、フェミニストは「女性は皆、私達の支持者なんだ」と激しく増長する)という欠点があります。所謂サイレントマジョリティーは表からはなかなか見え難いですからね。







そんな中、勇敢にもオープンなアカウントで第4波フェミニズムを否定する女性アカウントが現れました。第4波フェミニズムは非常に先鋭的で且つ攻撃的でもあるため、当然ながら男女問わず支持しない者は多いのですが、そういう女性が実在するということが明確に示されることはやはり大きいです。魔法のように「ノットオールメン!」を唱え続けてまっとうな反論をも切り捨てる、そのような卑劣な手法を取るフェミニストへのカウンターにもなりえます。そのため、フェミニストから攻撃をされ続け、業を煮やしていた男性からの支持も大きいです。
しかし、脅威故にフェミニスト陣営からは全力でこのような女性に反撃する動きが出ます。(私の観測内だと、所謂フェミ騎士と呼ばれている男性フェミニストが絡んでくることが多いように思います)









さて、もうお気づきでしょう。結論に戻ります。
先鋭化を続ける攻撃的な第4波フェミニズムに違和感を表明した、ごく普通の女性アカウント。これが「アンフェ姫」と言われている人達の実態です
そして、騎士と呼ばれているアカウントの多くは、このような女性に共感しているごく普通の男性アカウントに過ぎません。









最近になって、以前よりも「アンフェ姫」という単語を見る機会が増えました。姫という言葉は「ヲタサーの姫」からきているのでしょうか。揶揄するような物言いも散見されているように思います。(これはフェミニストだけでなく、別の冷笑芸が盛んな界隈もよく言及しているように見えます)








そして、「アンフェ姫」というわかりやすい単語でアイコン化され、揶揄する流れが強くなっていた矢先、最悪の事件が起きます。
ネット上でも大きく取り上げられた「女子大生集団攻撃事件」です。
この事件の被害者もまた、「アンフェ姫」として揶揄されていた内の1人でした。

多数、まとめ記事が上がっていますが、特に経緯がわかりやすい記事を以下に紹介いたします。



フェミニストさんたちが女子大生を誹謗中傷しリンチにかける事件が発生
https://togetter.com/li/1931351

「現実でも胸は揺れる」と創作表現を擁護した女子大生にフェミニストが誹謗中傷にネットストーキングを行う
https://note.com/belllightnovel/n/n61f9c413d6a4




その酷さからなのか、海外でもこの事件は取り上げられました。
https://twitter.com/somoskudasai/status/1560357112345112576?s=20&t=TdS6_CG56sIqyrtmixItIQ







とても嫌な事件ですね。







そもそも、アンチフェミという勢力の切り分け方にも疑問を覚えます。
今の第4波フェミニズムに反対することはそんなに特別なことでしょうか?
その主張、思想自体が先鋭化されすぎててよくないものならば、それを糾弾するのはごく普通の話では?






反ワクチンの過激派に反論している人を、アンチ反ワクチンと呼びますか?
安倍晋三元首相の襲撃事件を「ヤラセ」などと書いているアカウントを批判している人達についてアンチ陰謀論と呼びますか?

【参考】https://www.sankei.com/article/20220803-FZMJUWXBFNPZHJC6TFUYUYACRU/







無闇やたらに「アンチ」を付けて、過激思想の対抗勢力も過激であるかのような印象付けをしていませんか?







今回は以上です。
最近、Twitterのタイムラインが騒がしいため、急遽筆を取った次第です。







前述の「女子大生集団攻撃事件」のようなムーブメントには、私は今後も断固として反対します。






しかし、反対の仕方を間違えてはいけないとも考えます。
残念ながら第4波フェミニズムに反対する者の中には、批判の仕方を間違えている者も見受けられます。



ミイラ取りがミイラになってしまっては、本末転倒です。
過激派の空気に触発され、自身も過激化しすぎるようなことはどうかなきよう。

<了>





ここまでお読みいただきありがとうございました。