沖縄県那覇市首里山川町にある住宅計画。周囲は斜面地を順に造成した統一感のない擁壁と蛇行する道が折り重なり、その中に生活が編み込まれているような風景である。 首里のはずれにあるこの地域は、もともとは辺り一面ウージ畑(サトウキビ畑)の斜面地だったようであるが、首里の沖縄方言で門中(むんちゅう)と呼ばれる親戚どうしで大きな畑地を宅地に転用し、共有名義で所有し、集まって住まわれ始めたのが戦後のこの地域の起こりのようである。首里といえば、ええきんちゅ(沖縄方言でお金持ち)の地域である
民間の建築仕事では建築主の金銭的利益が最優先とされ、公共の建築仕事では、建築主の業務上の利益(管理のし易さ)が最優先とされていた。
崖地と旗竿地のコラボレーション。 敷地がとにかく広い。 建てられる建築面積は広くない。 駐車場の考え方と作り方。 畑の考え方と作り方。 墓との関わりかたと見せ方。 どう見えるべきか。 何を見せるべきか。 何を見せないべきか。 庭とのつながり 道路との距離感 私道部分の捉えかた。
治らないホームシックというフレーズ
言葉を使っていく。
「まず一問」 私が中高生時代に、父が勉強を教えてくれる時、そう言っていた。 学力試験では、とにかく気持ちが焦ってしまっては力が出ない。はじめ!と言われてまず最初にすることは、全ページに目を通し、見たことがある問題や、簡単そうな問題を「まず一問」解くこと。そうすると気持ちが安定し、他の問題にも落ち着いて取り組むことができる。その結果、実力を出し切ることができるという。 これは、父が若い頃、大学受験に挑戦するため1年間浪人していた時に通っていた神戸の御影にあった予備校の先生が呪文