クルビユウキ

気になった日本語について考えたことを書き連ねる駄文です。読んでも時間の浪費ですが、それ…

クルビユウキ

気になった日本語について考えたことを書き連ねる駄文です。読んでも時間の浪費ですが、それでも読んでくれたならとても嬉しいです。

最近の記事

場当たりは場当たり的ではない

めちゃくちゃ久しぶりにnoteを書きます。 もうすぐ私の生業である舞台が本番を迎えます。今日は「場当たり」という作業に一日かけます。日常では場当たりという言葉よりも場当たり的という言葉のほうが使われます。 場当たり的の元になっている「場当たり」は舞台用語、いわば業界用語なので使用頻度が逆転しちゃってるんですね。 日常でよく使われる場当たり的、の意味は以下のようなものです。 場当たり的(ばあたりてき) ーー物事に直面したとき、そのときの思いつきで対応すること。 事前に準備し

    • 鬼灯の冷徹の「の」はなんの「の」か

      おのののかバリにのが多くなってますがちょっと前から気になってることなので書きます。 マジで駄文です。 「鬼灯の冷徹」という作品をご存知でしょうか。地獄を舞台に獄卒や亡者、裁判官から歴史上の人物が登場し、しっちゃかめっちゃかする大変ユニークな作品です。 僕はアニメのみの鑑賞なので原作コミックスまではよく知らないのですが、今回書きたいのは作品の内容ではなくタイトルについてです。 ちなみに作品を全く知らない方のために少し説明しますと、 鬼灯(ほおずき)とはこの作品の主人公で

      • ある散文の話

        ※長い上に駄文です。読んでから「時間を返せ」等のクレームは現在受け付けておりません。 今日Twitterを見ていてある散文を見つけました。 「復讐をしてもしなくても 大切な人は帰ってこないので 復讐した方がスッキリするんじゃないかな」 元ネタはキアヌ・リーブスのTwitterネタみたいなんですけど(詳しくは調べていません) 面白かったのはその散文を載せたツイートに付いていたリプが  ×「帰ってこないので」  ○「帰ってこないけど」 「接続助詞が「ので」ならば「ので

      場当たりは場当たり的ではない