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🖋書き続けるために大事にしていること

創作は「無から有を生み出す」といわれる。だが、多くの作家は、自分の手で自分の作品を語り出すはるか以前に、絶対といっていいほどの高い確率で、心を震わせ大きな感動を与えてくれる先達の手になる物語に遭遇し、そこを出発点としている。作家 宮部みゆき

萩尾望都「ポーの一族②」文庫版エッセイ:宮部みゆき「『ポーの一族』について」より

自分らしい表現とか自分らしい考えって、誰の影響も受けずに、純粋に自分だけから生まれるものではないらしい。
そう考えるとぱあっと目の前の扉が開いて光が差し込むような自由な気持ちになります。
宮部みゆきさんによると、「後続の創作家を生み出すエネルギーに満ちた先達の作品」が必ずあって、みんなそれぞれ「自分の源泉」をもっているのだという。(創造はひとりぼっちでしなくていいのね^^)

映像作家に強い影響を受けた人が映像的な作品を書く小説家になったり、音楽にエモーションを感じた人が画家になることもあるのだとか。
うんうん。それ、すごくうなづける。
創作は、無から有を生み出すのではなく、有から有を生み出すんですね!


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