見出し画像

食と記憶

めっちゃくちゃ美味しいものを食べたとき
大切な人との楽しい食事の時間を過ごせたとき
私たちは幸せを感じる。

美味しい!は、嬉しい。
過去の成功体験の積み重ねである。

初めて食べるものは、
自分の好みに合うかどうか
無事に吸収されるのかもわからないのだけど
そんなことも忘れて、あれは美味しい、これは不味い、
好きにいろいろ言ってるわけです。

世界で一番最初に、刺身にして生魚を食べた人
山に生えてるキノコを食べた人すごいなぁ。

栄養士で老人施設に勤めてたとき
さつまいもごはんを提供したことがある。
おばあちゃん泣き出しちゃった。
戦後の食べ物の無い時代を思い出したって。

あるときのメニューは肉じゃが。
肉を豚肉にしたら、めちゃブーイングが来た。
肉じゃがの肉は関西では牛肉がセオリーらしいのです。

そうだったのか!
うちではいつも豚肉で肉じゃがだったぞ。
そういや母は長野の人でした。

誕生日にはケーキに年の数だけロウソクをともしお祝いする。
何年も続けるうち、これが誕生日の過ごし方だとインプットされる。
それをしてもらえないと寂しく感じてしまう。

実に面白い。

食と記憶は密接に繋がっている。

氣合いを入れるのに焼肉を食べよう。
身体の調子が悪いからおかゆを食べよう。

消化吸収力だけを考えるなら、何も食べない方がいいんだけど。
焼肉なんてめっちゃ消化に悪いのにw
パワーがみなぎる氣がするんだよね。

食べるという行為は、命を繋ぐもの。
食べるのも体力がいります。

だったら、心だけじゃなく
身体も元氣になる食を考えてみませんか。

これを私は、戻ってくる食と言っています。

身体の調子が崩れそうなとき、外食が続くとき、
これを食べたら元氣になるというもの。

身体に良いモノは時に、楽しくないのです。

食には、正しさと楽しさの両方が大切です。

食は、幸せも喜びも得やすいものです。
手っ取り早く、幸せや満足、喜びを手に入れられます。

私も、やけ食いして憂さ晴らししちゃうし
夜中にラーメン食べてたくなるし
寂しい女は太るなんて本もありました。

だからこそ、考えてみたいのです。
食と記憶のぬりかえです。

全然、ごはん作れてないわ
外食ばっかりだな

そういう時もあります。
そこで自分を責めて終わってたらもったいない。

戻ってくる食 を作っておきます。
できるだけ簡単なのがいいです。
冷蔵庫にそれがあるだけで安心ですね。

人によってそれぞれあると思います。

野菜たっぷりの味噌汁だけでも充分。
そこにごはんがあれば完璧。

私は、米と納豆とみそ汁です(^^♪

今日は、自分会議の結果、癒し時間を取ることにしました。

最近のバタバタがようやく落ち着き、自分に目を向けられた瞬間です。

自分のためだけに車を出し、ランチを食べに行ってきました。久しぶり。

台湾茶が美味しくてお代わりしました。
お茶の香りと湯氣に癒されました。

さすが、香りと煙は神様の通り道と言われるだけはある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?