手書きの日記に戻していたが、なんとなしに、また電子で公開してみようかなと思っていたところ、コロナにかかった。これを契機に。療養4日目。

雨で気が重かったが陽性を確かめに娘と同じ内科へ。濃厚接触者で症状アリなのでさぞかし慎重な対応をされるのだろうと思っていたら、病院の裏口の仮設テントで割となごやかな検査時間を過ごせて、安心した。急な12月下旬の寒さということで着込んでいったけど感覚がうまく働いてないようで寒くも暑くもない。先生がテントに入ってきて「やっぱり出ちゃったね〜」と、二本線の抗原検査結果を見せた。

稽古前や本番前に何回も見た「一本線」が初めて二本線になるのを見て、なんだか感慨深かった。と、のんきでいられるのも、舞台の本番前ではないし、ありがたいことに娘が元気だからだ。

2020年4月にコロナで亡くなった、私に演劇を教えてくれた和田周さんを思い出す。あのときとは、同じ名前なのに違う病気のようだ。

私は症状が軽いので、自分で届け出をすることで行政からの助けが得られるとのこと。行動制限も発症から7日間、いつの間にか短縮されていた。一般的な咳止めや痰切りの薬が出される。解熱剤も。薬なしを覚悟していたので、少し安心した。

帰宅すると東京都からの支援物資が段ボール二箱分届いていた。娘のを、夫が登録した分。パスタやレトルトカレー、カップラーメン、ドリンクやフルーツゼリーなどかなりの量。自宅療養マニュアルも入っていて、頼れた。さすがに2年半経ったんだなあとこれもまた感慨深かった。

熱は上がったり下がったり。身体の痛みが強い。今日も娘の勉強は見られず、昨日と同じ。

夜になり、腰が痛い、ぎっくり腰の予兆かもしれないと夫が言い出す。うなされながら寝るのでもしやと、やはり発熱。

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