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仕事の悩みや人間関係について、「あるある」を解説！

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今の人生を好きになることが出来ません。
すぐに「あーやり直したいなーあのとき違う選択をしていればなー」と考えてもしょうがないことを考えてしまいます。

最初に結論

やり直したいという気持ちは現状を変える前向きなものになります。
今からやり直せばいいんですが、それができないのは捨てる勇気を持てないのが原因です。

詳しい解説

人生において、実はやり直しは何度でも何歳からでもできます。

今の仕事が合わないならば、転職すればいいですし、今の恋人が違うなと思えば別れて別の人を探すことが出来ます。

しかし、多くの人はなかなかやり直すための行動に移すことが出来ません。

●理由

このやり直せない理由は、「捨てるのがもったいなく思える」からです。

人間は、心理的に投入した時間やエネルギーが大きいものほど、捨てにくい性質があります。
心理学で「サンクコスト」と言います。

●具体例

たとえば、映画館で見始めた映画が明らかにつまらない場合、最も合理的な行動は「すぐに映画館をでる」ことです。
映画代の2000円ほどは無駄になりますが、時間を失わずに済みます。
しかし、多くの場合は「払った2000円がもったいないから」と考えて最後まで見てしまうと思います。
この場合、2000円も返ってこないうえに、時間まで失ってしまいます。
転職や恋人とやり直せないのも、本質的にはこれと同じになります。

やり直すためには今を捨てなければいけないのですが、捨てた先が見えないのでなし崩し的に現状維持を選択してしまっているというわけです。

結果、時間がたつほどに「失うもの」が増えていくことになっています。

映画館の例でいうと、映画館を出るという判断が遅くなるほど、失う時間が増えていきます。

●結論

とはいえ、転職や恋人というのは人生の大きな選択ですので、あまりにも何も考えずにホイホイやるのは、考え物です。
ホイホイしている人で成功した人は見たことがありません。

一方で、考え抜いた末に、勇気を振り絞って今を捨てる覚悟を持てた場合は、どう転んでも必ずいい方向に転がっていきます。

本当にやり直したいのであれば、捨てる勇気について考え抜くようにしましょう。

以上、参考になれば幸いです！