フリー18

主食 小山田壮平

まず最初にタイトルで気分を悪くした方がいらっしゃったら申し訳ございません。カニバリズムに目覚めたわけではないのでご安心ください。カニバリズムといえば、「CITY LIGHTS」ですね。半ば強引ですが話を進めます。これはもう有名ですね。この疾走感、これこそandymoriらしさという曲です。この曲で一気に好きになりました。1番最初の入りは「革命」なんですが。

インフルエンザの時に見る夢みたいなカオス具合。いやでも、くせになります。歌詞の語感も聴いていて心地いいです。

前兆

珍しいと思うのですが私はいきなりandymoriを知ったわけではなく、andymoriに影響されたインディーズバンド(andymoriがルーツというのは後で調べて知った)などを聴いていまして、大体そのようなバンドのYouTubeのコメント欄にandymoriっぽいな。と、書かれていたので未知のandymoriという存在を調べて知るというルートを辿りました。初めて聞いた曲は先程も書いた「革命」。もう小山田さんの【革命を起こすんだ】という声を聴いただけで放心状態になりました。なんだこれ。優しいのに芯が通っている!飽きが一生来る気がしない。全身が震えてゾワゾワするこの感じ。すぐに他の曲を聴き漁りました。

初期微動 Sunrise&Sunset

イントロのカントリー感がいいし、【遠い遠い昔からある花に名前をつけて笑いあおうよ】この入りだけでご飯2杯は食べられます。はい。半年くらい前に自分の中でSunrise&Sunsetブームがありまして暇があればずっと聞いていました。歌詞はあまり明るくはありませんが、それすらも肯定するかのようなリズム隊。聞く人全員に寄り添う感じに聞こえる根底にはそこが絶妙にマッチしているということがあるからなのでしょう。語彙力なくてすみません。察してくれ。

天変地異 ベンガルトラとウイスキー

もう天変地異です。意味が分かりません。自分にはこんな歌詞一生書けないんだろうなと思います。まだウイスキーが飲める年ではないし、この曲の本質を知るにはまだまだ時間がかかりそうです。でもこのリズム、至高。最高というよりは至高。伝わるかなぁ。そしてこのドタバタ感、粗削り感。ほんとこの曲に出会えてよかったです。ただ一つ悲しいのは、初めて見たライブ映像が解散ライブだったということ。

この曲のアンサーソングとして書かれたあいみょんの「夢追いベンガル」も置いておきます。これも初めて聴いた時andymori感がすごいと思っていて、アンサーソングと知った時は思わず、おぅ…と感嘆の声が漏れました。

もう、あきらめるしかないのか?

解散してしまったので彼らの音楽を生で聞くことは今のところないでしょう。寂しい。現バンドALも応援しています、でもandymoriが見てみたい。聞いてみたい。

そんなとき小山田さんがたまにツイキャスの生放送をしていることを知りました。数カ月に1回ペースで立ち会えることができればラッキー。私は3回ほど見たことがあります。辛いなと思っているときに始まるので何でわかるの、救世主?となり、毎回泣いています。

中でも忘れられない回がありまして、それは私が地元を旅立つ日に始まった回。ツイキャスの通知来た時に飛び上がりそうになりました。飛び上がらなかったのは電車に乗っていたためです、そして見始めました。小山田さんのツイキャスは基本的に他者の曲のカバーが中心で、数曲自身の曲を歌ってくれます。全て彼らしさが出ていて素晴らしいのですが「16」「彼女が煙草をやめない理由」「雨の散歩道」は号泣でした。この世の中で一番美しいものだと本気で思いました。


タイトルとその他の話

タイトルに主食という言葉を用いたのは小山田さんの存在がないと生きていけないレベルだからです。サブスクの時代ですが、CDなら擦り切れるくらい聴いています。体の、生活の一部といっても過言ではないと思います。だから主食なのです。

正直に言うと今回書いた曲は入門編といいますか、andymoriのなかでもライトな曲たちです。戦争だとか人種だとかをテーマにしている曲も多くあります。本来ならその曲たちのことも書こうと思ったのですが今の自分には到底語りつくせないと思い、あえて書きませんでした。調べればいくらでも情報は出てきます。でも自分の力で理解できるようになりたいのです、ですのでこれは逃げではなく曲に敬意を払ったうえでの賢明な判断だと信じております。ご理解ください。



いやぁ。整理できてよかった。書けて良かった。多幸感が半端じゃないですね。このような機会を設けていただいた企画に感謝しております。

今回はここまでにします。では。

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