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カーテンを開けたら…第八話

デカい猫と申します。

第八話「聖域に到着そしてラウルの父に会う」


前回のあらすじ…


母さんとアルワはモンスターに追われていたラウルを助けた。
ラウルは父と離れてしまったので、
ナタネとアルワについていく事になった。


ラウルを助けて2日がたった。
特にその後何事もなく、
神殿の中にある聖域が後少しで見えそうな頃…


ナタネ)2人とも見えてきたよ!あれが貴方達がスキルをもらえるところよ❗️


ラウル)ここが…神でんなんですね!


アルワ)いがいとそうぞうしてたのとはちがう!
心の声)まぁ、俺はスキル自体は何か知っているから余りワクワクしないけどな…


ラウル)この2日間本当に2人ともありがとうございました!おかげさまでここまでこれました。あの時ナタネさんが助けてくれてなければいまごろどうなっていたか……


ナタネ)お気にしないで!私が好きでやった事だから(^^)


アルワ)ぼくもこの2日かんいろいろたのしかったから!どうねんだいのともだちなんていなかったからとてもよいけいけんができたよ!ありがとうラウル❗️


ラウル)ナタネさんありがとうございます。
アルワ!スキル受け取ったら一度かるくあそんでみない?どんなスキルがてにはいるかまだわからないけど…


アルワ)わかった!スキルさずかったらあとでおためしていどであそぼう!どんなスキルだとしてもうらみっこなしだよ!


ラウル)うらまないよ❗️スキルはその人の才能なのだからな!ぼくが料理スキルだったとしてもうらまないぜ!


アルワ)いいこというねラウルくん!


2人はそれぞれ何のスキルが出ても遊ぶ約束をし神殿前まで歩くのだった。


3人が神殿に着く前、神殿前…


???)吾の息子は何処に行ったんだ❗️途中ではぐれてから、吾の息子なら1人でもここまで来れるはずなんだが…遅いぞ❗️


周りに居た人)なんだいあのおっさん…独り言激しくない?ジー( ゚д゚)


???)まさか…モンスターに殺された訳ではないだろうな❓そんな漢には育てては居ないから大丈夫だろう❗️早く来い息子❗️


この独り言が激しい人物こそラウルの父なのだが
ラウルと再開するのは、こんな独り言を公衆の面前で1時間も経った後の事だった。


ナタネ)とうとう着いたね!道中で2人には説明したけど、改めて説明するね。


説明)ここ神殿は神様を祀っている所で、
神様が年に1度決められた日に5歳の子供にスキルを上げる決まりが出来た。
初めは神殿ではなく、
神が降臨された所に行くのが当たり前だったが、いつの日か神を信仰している物達が、
神にこういった。「毎回別の所に降臨されるのは大変でしょう?我々が貴女が降臨する場所を作りますと…」
そうして出来たのが今2人がいるこの神殿と言う訳だよ!
初め、神殿の外でスキルを神が授けていたのだけど…。300年程前に、
神を信仰していた人物がスキル「スキル譲渡R」を手に入れてから、
神が降臨する際に状況を説明して、
人間である信仰者が
「我々が神様に代わりスキルを授けます。」
といったのが始まりで今は信仰者がスキルを神から聞いて授けているとの事。
色々改善したらしいけども、
300年前の事だから本当に神様が降臨していたのかも分からないのだけどね❗️
長々と神殿やスキルに関する事を説明したけど、
2人ともわかった?


アルワ)わかった!どうちゅうでもなんかいもきいていたからね!


ラウル)少し意味が分からない部分がありますが
とりあえずはわかりました!


アルワ)それにしても母さん、せつめいしているときのほうが、すごくハキハキしゃべっていていいかんじだね!


ナタネ)アルワ…いつもそんなこと思っていたのね…!


アルワの心の声)あ、ヤッベー心の声と混ざってでちゃった…(・・;)言い訳しないと…


アルワ)母さんがおもっていることとはちがういみだからね?ちゃんとはなしている母さんのほう
がすきといったいみだからね!


ナタネの心声)アルワ…それどちらにしても同じ事だと思うわよ笑


ナタネ)気にしてないわ!私の子供だもの!


と色々話をしていた時そこへ…


???)おぉー❗️ラウルやっと来たか❗️吾は待ちくたびれたぞ❗️そこにいる2人は誰だ❓


ラウル)あ、お父様ここにいらっしゃったのですね!僕はこの2人にモンスターに追われていた所を助けてくれたおんじん達です!


???)あーなるほどな❗️すまないな吾の息子を助けていただき❗️あ・り・が・と・う❗️


ラウル)お父様、そんなあつくるしい態度しないでください!


???)それはすまんかった❗️だかラウルよ、吾は暑苦しいことは何もしておらんわ❗️


ナタネ)ラウルくん良かったね!お父さんと会えて!
ナタネの心の声)凄い暑苦しいお父さんだこと…これはラウルくん苦労してそうね…


???)そういえば…❗️
自己紹介がまだだったな❗️
吾の名はソダキと申す物だ❗️
見ての通りラウルの父だ❗️よろしくな❗️


ナタネ)ソダキさんですね、よろしくね!
失礼ですが、ソダキさんは冒険者の方ですか?
そうでしたら、ランクはどの辺りなのですか?


ソダキ)ああ❗️吾は今も冒険者をやっている❗️
ランクはSだ❗️ベテランだがまだ強くなれると思っている❗️


ナタネ)通りで…ラウルくんが、ソダキさんはドラゴン以外なら倒せると言っていたので気になりまして!ランクSなら納得です!


ソダキ)納得してもらえて結構❗️ここで固まっていても迷惑だろうから聖域前まで一緒に向かいますか❗️


ナタネ)そうですね!2人とも聖域内に行きましょう!


こうして、ラウルの父ソダキと出会った。
見た感じも喋った感じも暑苦しい人だが、悪そうな人には見えなかったのが救いだった。


そして、とうとう聖域前に一向は到着するのだった。

     「第八話終わり」


観覧ありがとうございました♪😊

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