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へそゴマのはなし


自分のへそゴマって意識したことありますか?

「おへその中の垢」のことを「へそゴマ」と呼ぶらしいのですが。

すごいどうでもいいんですけど、お風呂入ってボーッとしているときに目に入るものだから、ゴマがあっても気にならないのにそのときだけはやたら気になってしまうのです。

ムダ毛があったら抜きたくなる。

かさぶたがあったら剥がしたくなる。

ゴマがあったらとりたくなる。

……そういう心理、わかります?

大学生のころ、ふと自分のへそゴマが気になり出したことがあり、友達が「オリーブオイルでクルクルやってたらとれたよ」と教えてくれたので、真似して取ろうとしたのですが、取れない。

しまいには、いじり過ぎて血が滲む始末。

うーん、これは厄介なへそゴマだ。

と思い続け、しかしまたお風呂から出ると忘れる、といった具合に歳を重ねていたのですが。


第一子妊娠中、衝撃の事実が判明します。

妊娠5ヶ月ほどになると、お腹が膨らみ始め、同時におへそも「にゅーん」と、なんだか伸びてきます。

そうするとまた気になってくる、へそゴマ。

「これは、へそゴマを取るチャンスでは!?」と思ったわたしは、妊娠線予防とやらに、気まぐれにオイルを塗るついで、おへそをくるくるいじってみるのですが。

どうも、やっぱり取れないわたしのへそゴマ……。

なーんて手強いの。

と思いながら、よくよく観察していると………

なんと!

垢だと思っていたへそゴマの正体は、小さなホクロの集合体(3つ)だったのです!


オォ……

ホクロ!

そりゃ、取れないよ!

いじれば出血だってするよ!

……と、いうのを第一子妊娠中にミラクル発見して目ん玉飛び出そうになった、という独り言です。


現在、第二子の妊娠6ヶ月をむかえ、伸びてきたおへそを見ながら、あの頃の衝撃を思い出しては自分のおへそを愛でているわたしです。


あなたのへそゴマも、ホクロかもしれないよ。
しらんけど。



yukie

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