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仕事論 -仕事との向き合い方-

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主に仕事の関わり方、仕事においての人との関わり方をテーマにしたマガジンです。評価、上司と部下、雇用、独立、売り方、市場などなど
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記事一覧

飲食店の醍醐味、売上に映らない出会いや縁

中目黒での間借りカフェ3週目は雨の影響もあり、落ち着いた営業でした。 売上は期待したほども行かずに、正直「お金」目線で言えば、やって意味あったのかと言いたくなるような日でした。 でも楽しかったし、満足感の多い2日間でした。 ———————————————— 売上では見えない「出会い」や「縁」 ———————————————— 飲食店をやっていて、醍醐味だなーといつも思うのは「出会い」があること。 知っている人が来てくれるのも、常連さんが来てくれるのもめちゃくちゃ嬉し

価値を高める効率化

飲食業にかかわらず、効率化は一つの重要なテーマです。効率化を求めすぎても良くない。でも効率化することで、お客さんによっても良いものもある。今日はそんなお話です。 ———————————————— 仕込みは効率化しやすいが、、、 ———————————————— 飲食において、仕込みというものは欠かせません。全てのメニューをオーダーを取った時点から一から作ることは不可能です。そもそも仕込んでおいた方が美味しいものもある。 そんな中で、 ①仕込んだ方がいいもの ②仕込んでも

質よりも量よりも世界観

飲食業において、いやそれ以外の業界でも、売るものの質や量は重要です。 例えは飲食でいかせていただきますね。 質で言えば どこの食材? どう調理した? 誰が料理した? 量で言えば こんなだけ食べて○円? 珍しい食材なのにこんなに? こんなところに価値はありますよね。 でも僕らはそれでは満足できなくなってきています。 ———————————————— 世界観の統一 ———————————————— 質は良ければいい。 量は多ければいい。 果たしてそうでしょうか?

目指せ!「三方良し」経営

世間のいいサービス、特に「安い」を売りにしているサービスの背景にはブラックな雇用形態や、外注先への圧力や、社内の従業員への給与が安いとかいろんな事情があるのが世の常だと思います。 これは感覚ではなく、数字で見ると明らかです。 飲食店で例えてみたいと思います。 ———————————————— 理想はあっても結局削る人件費 ———————————————— 売上が250万想定の店があります。 従業員は社員が1人とアルバイトが3人。 給料を考えた時に、社員は30万くらいか

返事は言い切れ!やりたいじゃなくてやります!

自分が何か人にチャンスを人に回す案件を持っているとします。なんでもいいです。例えば仕事の話を誰かに振ろうとしていてもいいし、彼氏募集中という可愛い子を紹介するでもいいし。要は誰に声かけようかなってなります。 そんなときに誰に、どんな人に話をしようと思いますか? ———————————————— チャンスは信用できる人に渡したい ———————————————— 当たり前ですが、信用できる人にします。じゃあこの「信用」というのはどんな要員のものでしょうか。 簡単なとこで

「天才」の正体

誰もが天才に憧れるし、自分もそうだと言い聞かせた経験だってある人も多いだろうと思う。 でも大人になるにつれて、自分は天才ではないんだという折り合いをつけて、凡人として生きていったりしていく、、、 でも天才は限られた人にのみ与えられた特別な才能なんだろうか。 ———————————————— 天才とは人に備わるのではなく、 その人が向き合うものとの相性 ———————————————— これはあくまで僕個人の仮説です。というか想い、考えに近いかも。そう思って生きています

伝説は己で作れ-上司の承認はありきから企画ありきへ-

みんなができること、みんなが思いつくことで伝説って生まれないですよね。まー思いつくまではいいですけど、人がすぐにやろうと思えることに伝説というワードはやはり存在しない。 ———————————————— 上司の許可ありきで伝説は作れない ———————————————— 民主国家としては正しいけど、多数決や、上司が首を縦に振ることしかできないとするならば、あなたの「個性」を具現化するということはなかなか難しい。 もちろん多くの人にとって伝説なんて別に作れなくていいとは思

はだかの王様を放っておくな。楽な道には危険がいっぱい

あなたの上司は尊敬できる方ですか? それとも後ろ指指す対象ですか? もし後者なら、後ろ指ではなく、直接分からせる必要があると思うんです。 ———————————————— はだかの王様は横行してる ———————————————— よく「はだかの王様にならないように謙虚に、客観性を持ちましょう」的なビジネス書を目にしますが、断言します。 はだかの王様は自分がそうだと思っていないからはだかの王様なんだよ!! 共感してくださる方が多いと思います。拍手すら聞こえてきそうで

知識を得たいなら、まずは楽しく少し学べば、こっちのもん

こんな経験はないでしょうか? えーと例えた方がわかりやすいので例え話で話を進めますね。 戦国時代の日本史の勉強しないといけないと思って教科書を開くも、全然頭に入らない。 「あーこんなんじゃ全然勉強が進まない。」 気分転換に映画をみようと思って見てみた映画がちょうど戦国時代の、そう本能寺の変のあたりが舞台の映画。しかも面白かった。 なんだか日本史に興味も出てきたな。そんな気持ちで昨日まで眠くしかならなかった教科書を広げると、 「あれ?面白いぞ」 ———————————

副業と向き合う-労働者にとっても時は金なり-

先日話していた従業員にとって時間を自由に使うことが難しいという話の続き的な記事です。 ▼過去の記事はこちらです。 僕はこの記事に書いてあったことをキッカケに、その店を辞めて個人事業を始めました。 悲しいことに、従業員は働き方を選べないし、 「社員が一番操作ができないのは時間」という結論になりました。 ———————————————— やり甲斐とお金と時間 ———————————————— 「やり甲斐とお金を与えさえすれば従業員は気持ちよく働く」と思ってる経営者が多い。

説得力は可視化された情熱を帯びて加速する

おはようございます。 先日、短めに髪を切った直後に寒波の波、西岡でございます。頭がスースーしてますw さて、今日は企画だったり、提案だったり、何か通したいものがあるときには、情熱を可視化させようって話です。 ———————————————— 大事なのは説得力!でも、、、 ———————————————— 企画書とか、提案って内容が大事なのは当たり前なんだけど、一番大事なのって説得力なんですよね。 例えば、 こういうキャンペーンをやればこういう結果が出ると予想されます。

飲食の社員にとって時間を自由に使うことが一番難しい

おはようございます。 先日アップしたプロフィールでお話した飲食の社員として働くことは奴隷に近いという発言に紐付く自分の経験談をお話ししたいと思います。 ただ今日の記事は、実体験を赤裸々に書いてある関係上、ちゃんと読みたいと思ってくれる方にだけ読んでいただきたいという思いがあるので途中から有料とさせていただきます。よろしくお願いします。 ———————————————— 飲食店の独立願望者歓迎の裏側 ———————————————— これは以前にも記事を書きましたので、

有料
200

言葉を習得する難しさから学ぶ教える難しさと「先手ギブ」

おはようございます。 もう寒さが戻って、ですよね、と残念がっている西岡です。だったら春本番まで暖かくならないで欲しいです。。。 さて先日娘と話していて気付かされたことがありましたのでそれについて。 ———————————————— 子供にとって「明るい」=「光」 ———————————————— 先日、娘の友達について、「明るくて元気な子だね」と言ったら「どういう意味?」という質問が返ってきました。 そうか。 雰囲気の「明るい」を知らないのか。 でもどうやって説明し

「報われない努力」の正体は 努力の「不足」または「誤り」

おはようございます。 去年花粉症らしい症状が出つつも、認めないまま時が過ぎ、目の前に来ている春の訪れにビクビクしている西岡です。今年もなったら流石に認めざるを得ない。。。 さて、先週から続けています自分話ですが、一応今日で一区切り。完結予定です。 明日からまた、気になった人物やニュース、概念や警鐘など、向上心を持ったブログに戻ります。今日はざっと自分の人生を振り返って変わってないことが一つあるなーという点についてです。 ———————————————— できないことなんて