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「世の中に『バカ』はいない」

最近、教育に関わっていく中で思っていることがあります。それが「バカ」って存在しないよね、ということです。よく「私、バカだからさ、分からないんだよね」という方もいらっしゃいます。もちろん、完全に振り切ったイメージで「自虐的に『バカ』」と表現する方もいらっしゃいますが、今回はそのお話ではありません。親バカとかはいい例なのではないでしょうか。

学力的な「バカ」。このようなバカって結局のところ世の中には存在しない、これが最近私の中で思い浮かんでいる一つの仮説です。少し、この「バカ」について掘り下げていきたいと思います。

「バカ」って結局何なのか?

学校教育に関することだけではありません。例えば、最近でいうと「投資」に関することなど。「知識がないから分からないんだよね」という方は非常に多い印象を受けます。

世の中で一般的に言われている「バカ」とは「学力がない」「知識がない」「教養がない」ということでよく表現されるのかな、と思います。結局この「バカ」というレッテルを貼られることで、特に子どもの場合には自信をなくしたり「どうせバカだから…」と半ば諦めムードになったり、ということもあるのではないでしょうか。

大人になっても、結局のところスキルもないし、こんな人を雇ってくれる人いないよ、という自信喪失につながるのではないかと思います。

しかし、本当に学力がない、知識がないのでしょうか。結構ヒアリングをしていくと、意外なところでポテンシャルを発揮する人っていたりするんです。なぜかここだけはよく覚えている。これだけは忘れられない。という具合に。

結局のところ「バカ」って単純に「自分なりの手法が見えていない」だけだと思っています。例えば、暗記が苦手、という人が誰かから教えられた暗記法を活用しても覚えられない、ということはよくあります。

最近、FPや簿記の資格取得のための勉強を教えていたりしますが、これらの知識って資格勉強者からしたら、本当に未知の領域なんです。そんな中で、例えば債券の利回りを計算してください、なんてことや仕訳をしてください、なんて無理なお話なのです。

それならどうしたらいいか。

「自分の覚えやすい方法で覚える、学習する」という方法が一番なのです。

例えば、身近な事例を活用して覚える。何か好きなコンテンツを活用して覚える。ここの部分がハマれば、結構簡単にこの問題は解決出来たりします。

そしてもう一つ、自分が好きなことってなんでか分からないですが、簡単に覚えちゃうことってないですか?つまり、能動的な学習です。

学習を楽しめれば、それだけで効率は一気に上がる

一つ私の中で好きなものがあります。それが「気になったことは調べること」

暗記をひたすらやっても面白くなかった私は、学生時代によく数学の公式を一から証明して「なるほど、こういうことか」ということで勉強をしていたことがあります。

FPを仕事にし始めたときも、なぜ今円安、円高になる?なぜ今日株価上がった?ということをひたすらに気にしながら調べていました。最近はネットですぐに調べられる時代。自宅にテレビはありませんし、実はあまり本も読まないのですが、タイムリーな情報はすぐに調べていくことで、学習効率を上げていきました。

これは子どもの教育にも生かせるのかな、と思っています。よく「勉強が嫌い」という子どももいます。ただ、その子はもしかしたら「楽しめる要素」を持っていないだけかもしれません。時には解答を見ながら「なんでこうなると思う?」とクイズ形式にしながら進めてみるのも悪くはないと思います。

結局のところ、自己分析が第一関門


どの分野においても「自己分析」って非常に大切なことだと思っています。そして何においても第一歩。何をやっていたら楽しいのか、何が好きなのか、そして今までやってみたかったことなどはないか。

ここから始めてみることで、もしかしたら今までできなかったことも出来るようになるかもしれません。「バカ」だと思っていたとしても、実は「バカ」ではなかった、そう気づいていただけるととても嬉しいです。


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