勇藏

振り返り足下を見れば、ついに老いすがりの人生。後悔先に立たず。げに、げに、その通り。人…

勇藏

振り返り足下を見れば、ついに老いすがりの人生。後悔先に立たず。げに、げに、その通り。人生は喜怒哀楽の走馬灯。「さまざまなこと思ひだす桜かな」。芭蕉の句が身に染みる。生老病死。不自由な体で悪あがき。そういう日々のこと。1942年生まれ。

最近の記事

 ベーシックインカム公約とAI〜*土下座教放浪記

 「もはや日本は先進国ではない」。こういう論調が目立つ。象徴的なデータ(2018年、日本生産性本部調査)をみると—。  経済協力開発機構(OECD)加盟36ヵ国中、日本の1時間当たり労働生産性は21位だった。  勿論、主要先進7ヵ国(G7)ではこの半世紀、日本は最下位記録を更新し続けている。  社会的・経済的格差の拡大が、日本を「貧しい国」に変えたのかもしれない。国力の衰えを否応なしに感じる。  「ベーシックインカム=BI」という政策がある。格差是正の一つ。ベーシック(基礎

    •  心をなくす忘と忙〜*土下座教放浪記

       「心の時代」と言われて久しい。  「物より心」という対比で用いられる。では「心とは何か?」。情報化時代で「情報が氾濫している」のに「心が干からびている」という話―。  「心はどこにあるのか?」。「体に疲労があるように、心にも疲労がある。体の疲労は、体を休めることで回復する。心の疲労は逆に散歩やスポーツ、趣味、旅行などでアクティブに行動することで癒される。心の筋肉を鍛えておけば逆境・苦境・絶望を跳ね返す精神力になる」と私は信じている。  「心の筋肉」とは私的造語だが、それだけ

      • ああこうはなりともない〜*土下座教放浪記

         「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。江戸期の尾張藩大番頭、寺社奉行を務めた 横井也有(1702〜1783)の有名句。  芸能全般に造詣が深く武士、国学者、俳人、狂歌師と多才な顔。  よく知られているのは①少肉多菜②少塩多酢③少糖多果④少食多噛⑤少衣多浴—などを著した「健康十訓」だろう。  だが最も面白いのは、老人の諸相を詠んだ狂歌だ。  一体何歳から老人なのかは定義していないが、「シワはよるホクロは出来る背はかゞむ頭は禿げる毛は白くなる」と現実を飾らず言い表している。  「老人の

        • いろはにほへとちりぬるを〜*土下座教放浪記

           今は「五十音順」だが、昔は「いろは順」だった。  「いろは歌」がある。  「いろはにほへとちりぬるを」。成立年代、作者も諸説ある。成立は大昔と伝わっているだけで不明だ。  仏教的色彩が強く、諸行無常、色即是空と深い関わり合いがある、という。  子供の頃、何となく覚えた。七五調で、ものごとの順番を示す。覚えやすいから、今でも愛唱している。  老境の身だ。最近、心身ともに「置いてけ堀」ならぬ「老いてけ放り」感が強まっている。「もう時代についていけない」という「落伍感」と置き換え

         ベーシックインカム公約とAI〜*土下座教放浪記

          暑くて憂鬱症候群の日々〜*落書きnote

           暑中お見舞い申し上げます。  読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。    前回noteに投稿したのは5月23日だから二か月ぶりの更新。  なぜ更新できなかったのか?  実は憂鬱症候群で書く意欲を削がれていたからだ。  コロナ、ウクライナ、安倍晋三元総理暗殺など暗いニュースもさることながら、おいらの健康問題、友人の癌闘病など、身辺にもポジになれない出来事が相次いだことが大きい。  おいらのメンタルは強くも弱くもない、普通だと思う。しかし、こう立て続けにネガなこと

          暑くて憂鬱症候群の日々〜*落書きnote

          正義を装った怪談〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  やっと退院できてヤレヤレと思っていたら、今度はパソコンの故障だ。二日がかりであちこちいじくり、悪戦苦闘のあげく修復ができたけれど、noteを書く意欲と根気が失せていた。  思うのだ。あ〜あ、歳は取りとうもないわい。でもやっぱりnoteは書こう。  サクラの季節が終わって、ツツジも色あせ、アジサイが季節のうつろいを告げている。まもなく梅雨だろう。  この歳になると一年があっという間に過ぎる。一日はもっと速い。  以前にも

          正義を装った怪談〜*落書きnote

          突然失神症から学んだこと〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  一ヵ月ぶりの投稿。  四月十一日に緊急入院し、五月十一日に退院した。  四月七、八、九日と連続で前触れなしに失神した。突然、気絶する。下手すると頭を打ったり、倒れた弾みで骨折するかもしれない。何しろ歳だからねえ。  そこで、原因検査のために入院。  人工透析に移行して約一年。脳出血や脳梗塞の既往歴、現在抱えている心不全などが疑われた。ロコモ(ロコモティブシンドローム=運動器症候群)に罹っている可能性も捨てきれぬ。  入院

          突然失神症から学んだこと〜*落書きnote

          核戦争に怯える日々〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  全世界で澱のように広がるプーチンショック。  「重なる子の遺体。絶望のマリウポリ」などというニュースを読むと、心が無残に引き裂かれてしまう。この時代に出現した旧ソ連のようなデビルプーチン。  ネットには「プーチン大統領、戦争が長引けば核威嚇の公算大」(ブルームバーグ)などと戦慄するようなニュースが躍る。  「まさか。そんなことはあるまい」という「希望的観測」など、東西に渡された線上の弥次郎兵衛みたいなものだ。西側は「プー

          核戦争に怯える日々〜*落書きnote

          一体、この先…?〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  久しぶりの更新。  春先は花の少ない季節だ。冬枯れの薮に混じって、真っ赤に咲いていた椿が、ぼたんと花まるごと落ちている—。  気づけば、もう80歳。まだ80、という元気な友人もいるが。おいらは、生きて詮ない我が身かなである。  市井の片隅で息を潜めるように暮らしているが、おいらは、めまぐるしい時の流れに抗するべくもない。流されているのだ。  コロナもあれば、ロシアのウクライナ侵略もある。持病のせいで体調もよろしくない。

          一体、この先…?〜*落書きnote

          おいらも、たまには仮面を剥ぎ取らなくちゃってね〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  優しさ不毛の時代なのか?  そうではあるまい、とおいらは信じる。  みんな隠しているのだ。  家でも、会社でも、学校でも、社会でも。  ググると「こころがほっとするメッセージ」にたどり着いた。  「竹馬で はじめて九歩 歩けたよ」  「まかせとけ 僕がいるから 大丈夫」  「妻は留守 しょう油探して 十五分」  「弟が けがした私に だいじょうぶ?」  「無理すんな たまには空を 見上げてみ」  「うれしいと どきどき

          おいらも、たまには仮面を剥ぎ取らなくちゃってね〜*落書きnote

          作ってみました!送別歌詞:日本太郎さんバンザイ〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  コロナ慣れ?今年は送別会も「復活」しそうだ。  昔は良かった症候群ではないが、古き良き時代だった現役の時、忘年会や新年会の幹事をやらされたおいら。  そのことを知る後輩に泣きつかれて?送別会向けの「ご苦労賛歌」のひな型を作詞してあげたことがある。  なにしろ「徹夜で寝て」考えた労作ならぬ老作。泣きついてきた後輩の了解を得てnoteに公開します。  歌詞を適当に変え、お好きなメロディーでどうぞ。著作権もへったくれもない、参

          作ってみました!送別歌詞:日本太郎さんバンザイ〜*落書きnote

          おいらも地球温暖化に加担しているかも知れない〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  早いものでもう立春(二月四日)。「出稽古の帰りの二月礼者かな」(五所平之助)である。  コロナさん、しぶといね、しつこいよ。  このところのマスコミ報道は、地球上の色んなところで寒波、豪雨、地震、火山爆発など異常な災害多発を報じている。  ニュースをつないでいくと、これまでと違う災いが地球温暖化を招いているようにみえる。人類が、つまり我々一人一人が青い地球を壊しているのではないか。そう思ってしまう。  いったい温暖化と

          おいらも地球温暖化に加担しているかも知れない〜*落書きnote

          藤沢周平「静かな木」で得た救い〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  人生は、喜怒哀楽の風車—。  とかくこの世は「四苦八苦〜ひとときの安らぎ」の繰り返し。若い頃は、この四苦八苦を乗り越えるところに人生の喜び、達成感があるはずと信じていた。  「苦」という字、生を終えるような苦しみじゃなくて、思い通りにならないという悩みみたいなものだろう。だから悩みの克服に努力するという意味とポジティヴに捉えていた。  だが、違うかもしれない。  おいら、この歳になるまで、それなりに山あり谷ありの人生だ

          藤沢周平「静かな木」で得た救い〜*落書きnote

          コロナさん、いつまでご滞在ですか?〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  今度は第六波—。コロナさん、おまえさん、ちょっとしつこいよ。全世界を覆うコロナ。もうつき合って二年、まだ居座るつもりらしい。困ったもんだ。人間って、つい気が緩んじゃうんだね、強烈な感染爆発。  すべての分野に甚大な影響。もう、うんざりだよ。  小林一茶はその昔、年の暮れにこう詠んだ。  「とく暮よことしのやうな悪どしは」  災害、飢饉、疫病。今年のような悪い年は「疾(と)く=すぐに=暮れよ」と憤ったが、願いも空しく。コロ

          コロナさん、いつまでご滞在ですか?〜*落書きnote

          「神の手」合成写真で新春初笑いとはトホホなりけり〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  あるいは、上の画像をご存知の向きもあるかも知れない。おいらは新春早々、この画像で、若い人に、福笑いのおかめのように思い切り笑いものになっちゃった。  知らぬは亭主ばかりなり、じゃない、知らぬはおいらばかりなりだった。あ〜あ、歳は取りともないわい。  老友からLINEメールがきた。上の画像に添えた説明文にこうあった。  「沖縄で何年かに一度現れる【神の手】という雲だそうです!友達から届きました。幸せになって欲しい人に送ると

          「神の手」合成写真で新春初笑いとはトホホなりけり〜*落書きnote

          ネガをポジに、コロナ荒涼の四字熟語風景〜*落書きnote

           読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。  一休さんでおなじみの一休宗純禅師(1394~1481)は「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」と詠んだ。  昔の偉いお坊さんは洒落たことを言うねえ。  かつて日本は敗戦の焦土から立ち上った。今また世界はこの二年、コロナに痛めつけられ、ある意味では地球が焦土と化した。  日本もまた、疲弊の底から這い上がらねばなるまい、とおいらは思う。  だけど未だにコロナを引きずる日本。以下は、現在広がる荒涼たる四字熟語の風

          ネガをポジに、コロナ荒涼の四字熟語風景〜*落書きnote