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精神障害者保健福祉手帳で行こう!夏のお台場編

いつも暗めの記事を書いているので、たまには旅行のことを書いてみようと思います。

アルコール依存症と診断されて、初診から6ヶ月以上経つと精神障害として手帳を申請することが出来る場合があります。
この手帳についてはまた別の機会に詳しくお話しようと思います。

僕はこの精神障害者保健福祉手帳(長いので手帳)の2級を受けています。
2級というのは1級、2級、3級のうち2番目に重いランクです。(アルコール依存症として診断されたにしては重い方です。)
中には3級(もっとも軽い)と診断される方も居ますので、そこは診断と自治体の判断次第ということなのでしょうか。

基本的にランク別で細かく行政サービスが受けられるのですが、今回は手帳を持ってさえすれば行ける場所を紹介していきます。

お台場へ一人旅に行ってきました!

こんな真夏に暑い東京に行ったので正直ヘトヘトでしたが、夏休みを満喫ということで色んなところに出かけてきました。

お台場は都市としても新しい方ではあるので、まだまだ開発途中のところが多いです。そのため民家やビルが密集しすぎることが無く広く使われています。そのおかげか、手帳を持っているだけで多くのサービスを受けることができます。

その中でも大きいのは3つ

1.駐車場
お台場では大体1日1500円で普通車が停められます。そのうち公営の駐車場では手帳を提示することで、無料になる駐車場が多くあります。
お台場海浜公園内中央駐車場など、本人が運転していればタダです。
ちなみに1回ではなく何泊してもタダ。という太っ腹な感じです。
信じられなくて電話も掛けて確認しましたが、やっぱりタダのようです。
(実際には臨時などが合ったりするので、念の為電話で確認したほうが安心です。)


2.科学未来館などの施設
科学未来館は常設展は毎日無料になります。(600円位が0円)
フジテレビ本社のはちたま(丸い展望台)もタダになります。
その他の施設でも無料で入れるところがありますので、どんどん聞いてみたほうが良いです。また、ネットにも減免措置について記述があることが多いので確認してみると良いかもしれません。


3.各種割引
完全無料とはいかなくても、タイトル写真の大観覧車などは特別価格で乗ることができます。お得感は満載です。

旅行概要

これからは写真集です(笑)
夏のイベントを一通り行ってきましたのでその中で手帳が使えたところをピックアップして紹介しますね。

ビッグサイト - MakerFaire

8月の5日と6日に手作りのIT機械のイベントがあったので行ってみました!こちらは主催が優しくて障害者手帳を提示で1500円の当日券が無料になりました。

デザインあ展

こちらは現在も日本科学未来館で開催中です。
入館料込で1600円のところなんと0円になります。

そしてメインイベントはこちら

チームラボ ボーダレス

お台場パレットタウンという、ヴィーナスフォートからメガウェブを超えた観覧車のふもとでやっているイベントです。
通常は大人3000円です。

が、こちらも手帳の提示で0円です!

こちらのイベントは毎日大人気でかなり並びます。
たとえ障害者であっても並ばされますので、文句を言わず、素直に並びましょう。。ちなみに写真の様に屋外で並ぶときには扇風機がおいてあります。

こちらのイベントがすごいのがなんと、

「当日完売」でも入場可

というところです!ただし本人のみ。

チケット列に並ぶのですが、チケットを見せるわけではなく手帳を見せて入場となります。

とっても非日常感があって、アルコールのことなんて忘れます。(飲食もできませんし(笑))

チケットを買わずに入場出来るというのはある意味優越感に浸れる行為ではありますが、それなりに重い病気なので、たまには良いのではないでしょうか。

ちなみにチームラボは別のところでもやっていますが、本人が0円なのはお台場だけです。

また、土日は混むので夕方など少し涼しい時間帯がおすすめです。

そして、締めには

大江戸温泉物語お台場
こちらはタダではなく、基本料金から500円引きとなります。

かなり格安で満喫できました。

障害者手帳なんて、持っただけで自分が障害者なのか。。とハッキリ自覚せざるを得ない代物ですが、言ってしまえばデメリットはそのくらいです。

これ以上症状を悪化させないためにも、用意されているサービスはどんどん使っても良いんじゃないかなと思います。

またピックアップできそうなところがあれば紹介します。

まだまだ厳しい暑さの中ですが、お体にはお気をつけて
楽しい夏にしていきましょう!

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