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僕の症状

 僕は、いま心療内科に月1回で通い、薬を出してもらっています。正式に診断名がついているわけではないのですが、個人的な感覚では「不安神経症」というものだと思っています。物事を神経質にとらえ、どんどん不安な方向に考えて込んでしまう傾向にあるのです。

 大学2年終了時、僕は大学内で成績優秀者の一人として表彰されました。それは、自分が属する学部の中(およそ250人くらい)でGPAという成績の評価基準が高い上位2名の人が表彰される、というものでした。

 僕はあまり表情には出さなかったけれど、内心とても喜びました。それと同時に、表彰されたに足る人にならなければ、と心の奥底で、ある種無意識的に思ってしまい、取り憑かれたように勉強に励みました。

 僕は、そんな風に自分で自分を追い込んでしまいました。

 大学3年の6月、急に、早朝にぱっと目覚めてそこから眠りつけなくなる、というような日々が続きました。そんな日々が続くと頭がぼぉーっとしてきて、勉強に集中できなくなっていきました。そして、僕は、しっかり眠らないと勉強に集中できないじゃないか、と自分を責めてしまいました。でも、しっかり眠らないと、と考えれば考えるほど、眠りはどんどん浅くなっていきました。僕は焦りました。これでは勉強に集中できない、立てた勉強の計画が進まない、と。

 僕は、そんな負のスパイラルから抜け出せず、大学3年の後学期から1年間休学することになりました。その間、心療内科に通い、薬を服用しつづけて、少しずつよくなっていきました。そして、なんとか1年で復学しました。


 心療内科に通いはじめてから3年、冒頭でも述べたように、いまでも心療内科に通っています。体調がよかったときを100とすると、いまは30くらい。なんとか、薬のおかげで大学に通えている程度で、調子が戻ったとはとてもいえない状態で、日々を過ごしています。

 これからも、おそらく長期にわたってこの自分の症状に付き合っていかなければならないんだと思います。そう考えると、なんかつらく思えてくるのですが、まあ、なんとか生きていこうと思っています。


 ただただ、自分の症状、感情をつづったものですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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