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読書についての雑感

 先日、バラエティ番組「イワクラと吉住の番組」を観ていて、ゲストで出ていた能町みね子さんがお金の使い道について「服と本」と述べたあとで  「本、買って読まないんですよ。並べたい本を並べて、読みたいなぁって思うんです」 とおっしゃっているのを観て、そんな能町さんをなんだかかっこよく感じた。  本をたくさん読む、ということにどこか屈折した思いが私にはあるのかもしれない。正直、本をたくさん読んだだけではどうってことないのに、そんな人に出会うと圧倒されてしまう。  そんななか、先述

    • [日記] 12月8日

       10時起床。今日は健康診断のため会社はお休み。13時間くらい寝たので頭が重い。  健康診断は15時から。それまで、池袋の三省堂に行く。池袋において三省堂は、ジュンク堂に置いていなくて三省堂に置いている本を事前に調べて買いに行くことが多い。ジュンク堂の補完的な役割をさせて三省堂には申し訳ない。三省堂でロートレアモン伯爵「マルドロールの歌」と井伏鱒二「厄除け詩集」を購入する。  健康診断の後には、パートナーとパートナーの友達2人とご飯へ。それまで2時間以上あるので、池袋のジュン

      • [日記] 12月5日

         6時に起床。急いで支度し7時に家を出る。  行きの電車でベル・フックス「フェミニズムはみんなのもの」と巌谷國士「シュルレアリスムとは何か」を平行して読む。  8時過ぎに会社の最寄り駅に着き、近くのドトールで瀧口修造「近代芸術」とギュンター・グラス「私の一世紀」をそれぞれ一編ずつ読む。  10時に出社。昼休みにさっさとお昼ご飯を食べ、内田百閒「特別阿房列車」に収録の『鹿児島阿房列車 後章』を途中まで読む。  帰りの電車で『鹿児島阿房列車 後章』の残りを読み終える。  調子が

        • [日記] 12月3日

           9時に起床。昨日は22時くらいに寝たから11時間眠ったことになる。  12時に上野駅でパートナーと待ち合わせ。国立西洋美術館で開催されている「キュビズム展」に一緒に行くのが目的である。  上野駅に行く途中の電車の中でAudibleを使用してみた。というのも、自分が愛用しているFireタブレットに急にAudibleのアプリが登場したからである。試しに萩原朔太郎「ラヂオ漫談」を聴いてみる。まず何よりも「ラヂオ漫談」が面白かった。そして、思っていたより内容が頭に入り、使い心地は悪

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        読書についての雑感

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          [日記] 12月1日

           7時30分に起床。まだだるいが、会社にいかなければ給料がどんどん少なくなるので行くことにする。  今日から12月。もう12月なんて1年あっという間、なんて言ったら人並みな気がして他の言葉を探すけれど見つからない。そもそもなんで人並みじゃいけないのか。わからない。  今日は、久しぶりに仕事がそれなりにあった。仕事をしていて気づいたら就業時間、というのが幸せなことなんだと感じた。  週末ということで、パートナーの家に泊まる。パートナーと一緒に買った手帳にパートナーは日記を書いて

          [日記] 12月1日

          [日記] 11月30日

           7時30分に起床。だるい。ここ3日間くらいずっと風邪をひいていて、それがひどくなっていた。会社を休むことにする。  基本的にずっと寝ていた。  15時、所属している会社と派遣先の会社の問題点について話す機会を設けてもらう。転職も視野に入れていると言ったときに、もったいないといってくださって少し嬉しかった。  また寝て、夕飯を食べた。  20時頃に就寝。

          [日記] 11月30日

          [日記] 11月29日

           7時過ぎに起床。母親に心配されて起こされる。起こされていなければ寝坊するところだった。  今日は異様に眠い。通勤の電車で居眠りをしよだれを垂らす。よだれに気付き、もちろん何食わぬ顔でよだれを拭き、居眠りを続ける。  10時に出勤する。午前中に打ち合わせあり。  お昼休みに職場から歩いて1分のところにある古本屋さんに行く。そこは珈琲、ワイン等の飲み物を出してくれる。  珈琲を注文し店主と談笑する。店主の古本屋の立地選びの方法の話から、心の柔らかさと信念の強さを垣間見る。  午

          [日記] 11月29日

          [日記] 11月28日

           5時30分に起床。8時くらいに起きるつもりだったので途方に暮れる。  どうしようか考えた挙句、とあるサウナに行くことにする。そこのサウナは結構お高めの料金なのだが、朝なら少し安くなる。  炭水化物をしっかりとると汗をかきやすくなる、とジムの人に聞いたことがあるので、朝ご飯がてらに、サウナ施設に向かう途中にコンビニでおにぎりとウイダーインゼリーを買って食べる。  6時30分にサウナ施設につき、9分、13分、13分の3セットを行ない、最後にお湯につかる。冬の朝のサウナも悪くない

          [日記] 11月28日

          [日記] 11月27日

           5時に起床。まずは珈琲を淹れる。  8時にガストで読書をしようと思い、それまでめざましテレビを見て過ごす。  8時にガストに行く。早速本を読み始めるが、内容が全く入ってこない。時々本を読み始めるまで本を読めるコンディションかどうかわからないことがある。  仕方ないので、ガストのドリンクバーを大いに満喫しながら今日の予定を考えることにする。というのも、今日は15時から出勤し23時に退勤なのである。当初、出勤までの間読書を存分に楽しもうと思っていたので、その予定が狂った。  結

          [日記] 11月27日

          [日記] 11月26日

           8時に起床。思ったより調子がよかったので、午前中は巖谷國士「シュルレアリスムとは何か」を読む。いまはシュルレアリスム周りの文学・美術が自分のテーマになっている。  飲んだ風邪薬で眠くなり、午後は本を読むのをやめる。なにをしようか迷った結果、ジムに行くことにする。  ジムは仕事をしてなくて暇だった10月にサウナのために入会した。仕事が始まって全く行けていなくもったいなので行くことにする。  ストレッチをして、ランニングマシンでウォーキングをする。10分で足が痛くなりやめる。1

          [日記] 11月26日

          私の読書

           私は読書において遅読であり、そしてなにより読書が苦手である。毎回本を読み始めるたび一行目を読むのが億劫になる。  現在の世の中の状況であれば、様々な情報は本からでなくても得ることができる。また、物語も小説でなく、ドラマや映画を観ることで代用すれば十分かもしれない。だから無理して本を読む必要はないのかもしれない。  では、なぜ私は本を読むのか。それは、本を読むことで得られるカタルシスを私に感じさせそれに魅了されているからではないか、と考えている。私の愛する本の作者が文章から立

          私の読書

          皮肉について

           「皮肉」と聞いて私が思い浮かべるのは、笑いとしての皮肉である。嫌味を含んだ皮肉もあるが、それは少し高みに立っている感じがして嫌いである。笑いとしての皮肉にも嫌味を含んでいることはあるが、それも好みではない。  そこで、嫌味を感じさせない笑いとしての皮肉として、私が第一に挙げたいのは、芸人のラバーガールがYouTubeにあげている次の動画である。  見ていただければ多くの人がわかる通り、この動画はある芸人さんの騒動となった動画のある種のパロディであり、この動画全体を通してそ

          皮肉について

          川上未映子 短篇集「愛の夢とか」

           川上未映子さんの短篇集「愛の夢とか」に収録されている各短篇のあらすじのような感想のようなものを短く書いてみました。全く間違っていることを言っているかもしれませんのでご了承ください。 アイスクリーム熱 アイスクリーム屋で働くわたしは、2日おきにアイスクリームを買いに来る彼に一目惚れをする。彼はわたしの話しかける言葉に拒絶するでも容認するでもなく、ただただ相槌を打つ。わたしは彼が自分(わたし)のことを嫌いではないと思っているが、実はそうではなく、ただただその店のアイスクリーム

          川上未映子 短篇集「愛の夢とか」

          作品を鑑賞する力

           とても楽しみにしていたキングオブコントを観た。おもしろいコントにたくさん出会えた、とてもいい大会だった。(個人的にはロングコートダディのネタが一番好きだった。)  お笑いの賞レースではいつもあることだが、自分ではおもしろいとおもったネタが全体の点数が低かったり、逆にあまりおもしろくないとおもったネタが高得点だったりすることが、今回もあった。  このようなことはお笑いの賞レースに限ったことではない。小説や映画、音楽などでも、評価されている作品にあまり魅力を感じなかったり、

          作品を鑑賞する力

          未熟な積ん読家

           自分のAmazonの「欲しいものリスト」を見ると、9割9分「本」であった。ざっと数えて100冊はあった。  私には読みたい本がたくさんある。だけど、読みたい本を見つけるスピードと実際に本を読むスピードが見合っていない。だから読みたい本だけどんどん溜まっていく。  実際、欲しいものリストに入っている本以外に、買ったけど読めてない本が同じくらいある。つまり私は積ん読家なのだ。  本を楽しくさくさく読める人に憧れる。ここまでくると私にとって本を読むという行為は、買ってしまっ

          未熟な積ん読家

          僕の症状

           僕は、いま心療内科に月1回で通い、薬を出してもらっています。正式に診断名がついているわけではないのですが、個人的な感覚では「不安神経症」というものだと思っています。物事を神経質にとらえ、どんどん不安な方向に考えて込んでしまう傾向にあるのです。  大学2年終了時、僕は大学内で成績優秀者の一人として表彰されました。それは、自分が属する学部の中(およそ250人くらい)でGPAという成績の評価基準が高い上位2名の人が表彰される、というものでした。  僕はあまり表情には出さなかっ

          僕の症状