アイスランド旅行記 (#25 22日目)

9月20日、とうとうアイスランドに来て3週間が過ぎた。そしてアイスランド滞在は5日を切った。

今日は気になっていた教会、セルチャルトナルネース教会まで歩いて行った。はじめ、グロッタ島灯台を目指したが、潮が引いてなくて渡れず。近くの足湯で休憩しようと思ったが強風、そしてぬるかったので入らず。

教会では現場でスケッチをし、中にも入れたので見学。直方体を傾け、寄せ集めたような形態。それぞれのボリュームのスキマが窓になっていて、内部ではじんわりと滲むようにその窓から自然光が広がる。なんとも美しい光の操作だった。
しかし、補修がされているらしく、屋根のガルバ波板がわざとらしい。内装も壁、天井全て白く塗られている。床もタイルっぽい。たぶんもともと、壁面はコンクリート打ちっぱなし(しかも細い型枠)で、上り梁、天井は木材を使っている。全て白く塗られて均質にされ、それぞれの素材が持つ力強さみたいなものが失われてしまっていて、勿体なく感じた。
アイスランドでは伝統的な住居は100年以上残ってるらしいが、どれもガルバ波板で覆われてしまっている住宅が多い。補修が手抜きというか、日本でいう茅葺き屋根を波板で覆うみたいな手法。
条例的なもので、形は残さないといけないらしいが、素材が安っぽいうえに、内装は特に指定がないらしく、リフォームは自由らしい。それで何が残るのか。やはり勿体無さを感じる。

その後、港まで帰ってきて散策。スナップを撮りながら街を歩いて、有名なホットドッグ屋さんへ。ヨーロッパで1番美味しいみたいなこと誰かが言ってたけど、うん、まぁ、、うん。普通。
その後レイキャビク市庁舎を訪れ、チョルトニン湖でゆっくりしてアイスランド大学に潜入、アイスランド国立図書館にも潜入、やはりアイスランドの建物はどれも窓が大きくて、サンルームみたいに暖かい。そこはいい知恵だなと思ってる。

日課的に色んなベーカリーやカフェに入っているけど、アイスランドの値段で割高やし、そこまでお店で違いが感じられんくて結局値段で選んでしまう。個人的一位は昨日行ったBernhöftsbakaríってベーカリーやな。安くて美味かった。

今夜もホテルの無料でもらえる棚の物をかき集めて晩ごはん。マカロニ一人前がイマイチわからんくてフードファイターばりのマカロニ茹でてしまった。無料の棚の頂いてるから流石に残すのは良くないので今夜は1人フードファイト。
明日こそはご飯ケチらんとアイスランド料理を食べに行きたい。

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