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新規事業のチーム力を構成する3つの要素

皆さん、こんにちは。ご無沙汰しております。
前回投稿から時間も経ち、状況がだいぶ変わりました。
以前(5月まで)はファームノートホールディングスで秘書としてお仕事させていただいておりましたが、現在はファームノートで新規事業の立ち上げに縁あって携わらせていただいています。今後も気づきや発見などご紹介できればうれしいです。よろしくお願いいたします!

ファームノートで新規事業に携わらせていただいてはや4ヶ月が経ちました。そんななか最近読んでいる一冊の本がとても響いているので一部まとめてみました。
この本は、新卒1年目のOTJで上司からプレゼントしていただいた本です。今からちょうど一年前の僕はさっぱりでしたが、今となってはバイブルのひとつです。


新規事業のチーム力

新規事業に取り組み、日々感じるのは私1人の力の儚さです。大きな問題に直面したさいの課題、それはそれはもろくて消えやすいです。だからこそ、現場に根ざした「チーム」の力強さが必要だと感じています。

そのなかでも本質的な課題設定をしていくためにはチーム力が不可欠です。「新規事業の実践論」では以下3つからチームの強さは構成されていると記されています。

◯コミュニケーションスピード
1つの事実や情報をどれだけ速くチームメンバー全体で共有し、議論と思考を深めることができるか。

チームレジリエンス
レジリエンスとは心理学用語で、大きな挫折を味わったり難易度の高い壁に直面したりしたときに、そこから回復してくるための精神力、精神回復力を表します。

マンパワー
これは「チームでさばくことのできる業務量」で、単に人数と比例していきます。

出展:新規事業の実践論

新規事業は既存事業とは異なり、いっさいマニュアル化されていません。そのなかで扱う情報はそれぞれ角度も違えば、変化がとても激しいです。ときにはただ自分が見えていなかっただけで、全く違った情報を見ていることもあります。そのなかでも、決めを行わなければなにも進みません。そのため正しい情報を迅速に、週次でも日次でもなくリアルタイムで共有する「コミュニケーションスピード」は重要になります。

チームレジリエンス」は個人的にチーム力の最も発揮されるところだと感じています。マニュアル化されていない分、予期せぬトラブルは次々と起こります。なかにはどうしようもないことも。また批判的な声が聞こえてくることもしょっちゅうです。さらには打ち合わせで駆け引きにもちこまれ、そんな会話に疲れることもあります。そのなかで無性に逃げ出したくなることも1度や2度ではありせん。しかし、いつもそこから立ち上がれるのはチームやコミュニティなど、仲間の力あってこそだと感じています。

マンパワー」は人数に比例し、多ければ多いほどチームの力が強くなります。新規事業での膨大な情報、お仕事をこなしていくためには数多いほうがチームのやり切る力は拡大します。

3つの要素の組み合わせ

この3要素は独立しておらず、影響しあっていると感じています。どれが欠けてもなりません。当本でも、「コミュニケーションスピード」と「マンパワー」はバランスが大切とあります。確かに人数が多くなるほどコミュニケーションのスピードは落ちますし、マンパワーは人数が多いほうが発揮されます。なかで確実にわかるのは私の経験上、新規事業にはコミュニケーションスピードが必須です。そのため、この2つのチームのバランスを大切にしたいと思います。
さらに私は、この2つのバランスに「チームレジリエンス」のかけ合わせだと考えています。コミュニケーションスピードが高速でも、マンパワーが最強でも、メンバーもしくはチームが倒れてしまってはもともこもありません。そのため、2つにかけ合わせて仲間の力、チームの柔軟性が大切だと感じています。
今後も新規事業を進めるなかでチーム力を大切にしていきたいと思います。

「新規事業の実践論」は他にも多くのおもしろい部分が多くありますので、また気づきを共有できればと思います。よろしくお願いいたします!

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