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【8】2年前までTwitterのフォロワー数ほぼゼロだった我々が、Twitterから月間20万PVを得るようになるまでの道。

最近、SEOを生業とする会社からも「SEO対策が全てではない」という声があがるようになってきました。

理由を聞くと「Googleのアルゴリズム変更による、アクセス数の増減に振り回されるのが嫌だ」という方もいましたし、「狙って上位を取るのが難しくなった」という方もいました。


しかし何よりも、検索エンジンからの流入をターゲットするSEOだけでは「ブランディング」や「ファンづくり」など、購買や問い合わせにつながる潜在客の掘り起こしが難しい、という事実もあります。

なぜでしょうか。

一つは「検索する人々」をターゲットとする広告や記事が飽和するほどふえてしまった、という現状もあります。

実際、インターネット広告の予算はうなぎのぼりで、今のところ下がる気配はありません。


そして二つ目はそもそも「検索」する人の絶対数がマーケットに比して少ない、という理由です。

これは、検索という行動自体が「悩みを言葉にできている人が使う」という特性を持つためです。

簡単に言えば「想像していなかったものは、検索しない」。

そのため「検索エンジンで検索する人のマーケット」は「本来取れるはずのマーケット」に比べて、かなり小さいのです。


結局、検索エンジンに対するコンテンツの最適化は、ニーズのはっきりしている人々へのアプローチは有効ですが

「今は特に悩んでいない」
「悩みを言葉にできない」
「欲しい物が思いつかない」

といった状態の人々へのアプローチは苦手です。

このことは、SNSの専門家である@Kloutterさんや、@yutaiitakaさんが所属している、ホットリンク社の提唱する、SNS時代の行動プロセスのフレームワーク「ULSSAS(ウルサス)」で概念化されています。

(出典:https://service.hottolink.co.jp/column/ugc/

購買は、何気なくタイムラインで見たUGC(口コミ)から始まります。

そして最終的な購買に至る前には「Google」や「Yahoo」で改めて検索しますが、そのときにはすでにソーシャルメディアなどを通じて「何を買うか」を決めている。

この段階で「広告」や「SEO記事」を見ても、すでにソーシャルメディアで多くの情報を入手している人には響かないのは当然です。


飯高さん(@yutaiitaka)は、こんなふうに言っています。

初めは自社投稿や広告配信をすることによって、「いいね!」が付きます。その後、SNS検索、Google・Yahoo!の検索と続き、購買、シェアとなってツイートが広がっていく。このサイクルを回していくことが大事なんです。するとUGCが始まった瞬間に、自社投稿がなくてもサイクルが勝手にグルグルと回るようになります。(出典:https://marketingnative.jp/marketing-innovator-yuta-iitaka/

上のように考えれば、UGCの起点としてのオウンドメディアや広告などは、SNSの運用と同時並行で行うべきなのは明らかです。


しかし、残念ながら現実を見ると、ほとんどの企業はSNSアカウントの運用が苦手で、以下のような悩みを持っています。

・フォロワーが増えない
・反響がない
・何を投稿してよいかわからない

もちろん、弊社も例外ではありませんでした。
Books&Appsは、この記事にある通り、「Twitter運用」を大きな課題と位置づけ、2年ほど前からはじめました。

アカウントを2013年に取ったにもかかわらず、4年で集めることのできたフォロワーはほぼゼロであり、メディアの流入に貢献していなかったからです。


しかし、対策の甲斐あり、現在では1万2千万フォロワーほどのTwitterを通じたメディアへの流入は、月間20万PV以上あり、現在も増え続けています。

逆に言えば「1万フォロワー」集めれてきちんとアカウントを運用すれば、月間20万PV以上のメディアが作れる、ということでもあります。

先に挙げた

・フォロワーが増えない
・反響がない
・何を投稿してよいかわからない

これを一つずつ解決していくことが、メディア責任者たる、私に課せられた課題でした。

では、具体的にどのような施策を進めたのでしょうか。

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安達裕哉

ビジネスメディアBooks&Apps管理人の安達です。 人の能力について興味があります。企業、組織、マーケティング、マネジメント、生産性、知識労働者と格差。 定期購読マガジンでは、メディア運営、メディアマーケティング、制作過程の裏側を詳細にお伝えします。

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