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【今でしょ!note#41】 2020年に遡る、noteを書くまでの経緯

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

今日のテーマは「noteを書き始めるまでの経緯」です。
noteではまだ1ヶ月ちょっとしか書き続けられていないのですが、書きたい!と思った経緯を辿ると、2020年に遡ります。

経緯を振り返ることで、想いの原点に立ち戻るとともに、これを続けることがどんな未来に繋がっていくのだろう?(=未来の自分は何を思いついているのだろう?)とワクワクしながら、記しておきたいと思います。

2020年11月 「仕事が楽しくない」という後輩たち

2020年秋といえば、ちょうどコロナ禍の真っ最中で、仕事は基本的にテレワークでした。

当時の仕事でのミッションは、終盤に向かっていた海外でのプロジェクト完遂と、海外での新たな仕事を発掘することでした。

私は2020年4月のはじめて日本政府が新型コロナウイルスの緊急事態宣言を出す直前の日まで東南アジアにいたのですが、急遽緊急帰国することになり、そこから長いテレワーク生活で人となかなか対面で会うことができない生活が始まりました。

2020年秋というと、そんな生活が半年くらい経った頃で、何となくみんながテレワークにも慣れてきた頃ではありましたが、入社4年目くらいまでの後輩たち数名とオンライン会議で雑談していた時に、「仕事が楽しくない」と言っていたのが、とても引っかかりました。

彼らは、一人暮らしで、1日テレワークだと本当に1日誰とも会わない日が普通にあったでしょうし、海外の人たちと一緒にプロジェクトを進めていくことが醍醐味の仕事でありましたから、それはその通りだろうと感じていました。

当時は、自分はマネージャーの立場ではありませんでしたが、せっかくならマネージャー視点で、オンラインを前提としたチームビルディングの再構築、「仕事を各自が面白がる仕組み」を作ってみたいと考えるようになり、「マネージャーに対する提言書」として企画書を作り、当時の管理職6名に集まってもらいました。
そして「メンバーが仕事が楽しくないと言っている。この状況を打破するために、オンラインを前提としたコミュニケーションを再構築したい」と申し入れることになります。

2021年1月 オンラインで仕事を楽しむ企画のスモールスタート

当時の企画書では、若手を中心に「仕事が楽しくない」と言っている状況を変えたいという想いや、生意気ながら「オンラインをベースとしたマネジメントへの移行ができていない!」という意見を述べた上で、リモート下でも若手が仕事を楽しんで取り組むための幾つかのアイデアを書き、プレゼンしました。

企画のコンセプトは「Enjoy ! 」です。

集まってもらった管理職には、またまた生意気ながら「仕事に対して皆さんが何を考えてるか分かりません。大事にしてる価値観とか、昔の失敗とか、人間的な部分も含めてもっとチーム内に発信してください!」とお願いしました。

一方で、そういう場をアレンジしないと言いにくかったりするのかな?とも感じていたので、「Manager's Eye」という企画を立ち上げて、管理職同士でいろんなテーマに沿ってオンラインでパネルディスカッションをする機会を月1で作りました

もともとは小さな担当単位でのイベントでしたが、「コロナ前に飲み会などでたまに聞けていた上司のちょっとしたいい話が聞ける絶妙な企画」という声をもらったりして、自分が運営しなくても広がってくれた取り組みになりました。

他にも、「強い個で成り立つ専門家集団を作りたい」との想いのもと、若手も含めて全員が月に2回程度の勉強会の中で、自分が決めたテーマについて発信する会を企画しました。
当時も「OutputなきInputは無価値」ということを言い続けていたため、後輩たちが自分の言葉で発信して、リアクションをもらったりして自信を付けていくことでそれぞれの専門分野を深めてもらう機会になればよいなとの想いでした。

他にも、オンラインでバーテンダー役がお酒を飲みながら話を聞き続けるだけの「タマリバー」、仕事のアイデアを披露する「Fail Fast Lab」、メンバーの過去を掘り下げ、大切にしている価値観に触れ、自分はこういう人間なんです、ということを伝える「情熱大陸」など色々チャレンジして、ウケがよくて続くもの・続かないもの、色々あった1年間でしたが、チームの雰囲気が明らかに変わっていくのを感じ、チーム作りの面白さを感じることにもなりました。

2021年10月 Voicy Talk!のはじまり

色々試しているうちに、学ぶチームを作るために色々試行錯誤する楽しさや、何より発信自体の楽しさに気付いていきました。
反面、徐々に発信したいことの量・頻度と、発信する機会の量・頻度のバランスが崩れ、アウトプットしたいものが徐々に溜まってくるようになります。

そこで、事業部内で興味がある人に声をかけて始めたのが、週1のVoicy Talk!です。

音声プラットフォームメディアのVoicyや読書などを通じて得た気付きについて、事前に資料を準備したりすることなく、オンラインで一人5分以内でプレゼンし、感じたことをお互いにフィードバックする企画です。

これがまた自分にとってはとても良い学びの場になり、職場の人と仕事だけでない良い人生の気付きや価値観を共有し合うことができるようになります。
自分の深いところで考えていることを職場の人に聞いてもらう場にもなり、対話の重要性を腑に落ちて気付くことができるきっかけになりました。

2022年3月 社内メルマガの配信開始

上述したVoicy Talk!もとても有意義だったのですが、オンラインベースで場所の制約はなくなったとはいえ、時間を合わせて同期的に実施せざるを得ないところに段々やりにくさも感じてきました。

また、アウトプットしたいことも週1発信では追いつかなくなってきました。

そこで、自分がアウトプットしたいことは、毎日勝手にメールで送り付けてしまえばいいやん!と、メールの受け手からするとスパムメールが毎日来るみたいな迷惑なアイデアに辿り着きました。笑

1日3,000字程度の文章を毎日職場の人や、噂を聞きつけて配信を希望いただいた他部署の方に送ったりして、最終的には社内の様々な部署に50人くらいがメルマガ受信者になってくれ、日々色んな人が返信をくれて、これまたEnjoy!な取り組みになりました。

社内のメルマガ購読者が、メルマガ配信先の人に声をかけてオフ会しましょう!と提案してくれたり、軽いオンラインコミュニティのような形になっていきます。

2023年 noteへの移行

社内メルマガも結構盛り上がったのですが、ありがたい事に、社内メルマガの噂を聞きつけた社外の人たちからも配信のご希望をいただくようになります。

そうなると社外の人も入れて個別にメールを送っていくのが徐々に負担となってきました。
また、社内の人事異動で、ガラッと仕事内容も立場も変わり、プライベートでは第二子が生まれたりしたこともあり、業務時間中に社内メルマガを送り続けることが難しくなってきます。

そこでたどり着いたのがnoteです。

noteであれば、時間に縛られずに考えていることを毎日発信できるし、投稿しておくだけでフォローいただいている方には記事を届けることができるので、個別に配信する手間もありません。

また、社内以外の方にも広く届けることができるので、今の自分にはとても合ったツールになっています。

noteに辿り着くまでにこれまでやり方が変遷してきたように、今後も今では考えもつかない形に変わっていくと思うと、今から楽しみです。

でも、当初から持っているEnjoy!な環境を作りたいという軸はぶらさず、これからも楽しんで、書きたいことを書いていこうと思います

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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