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【今でしょ!note#129】子連れオーストラリア奮闘記12 日帰りBeachな最終日

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

2歳と0歳の子どもを連れて、2週間のオーストラリア家族旅行に来ています。今日は、この旅の最終地であるメルボルン市街地滞在4日目の様子をお届けします。
連載シリーズで、子連れ海外旅行の気付きなどをお届けしていますので、まだ見られていない方は、ぜひ第1回からお楽しみください!
(長くなってきたので、記事のご紹介はいくつか抜粋にて)

ストレスフリーな子連れ旅のコツ

さて、昨日はメルボルン観光の最終日となりまして、本日AMメルボルン発のカンタス航空のフライトで日本に帰国予定です。約2週間の子連れ旅、どうなることかと思っていましたが、過ぎてみればあっという間です。
昨日は最終日ということで、やり残したことはないかと振り返ってみたところ、徒歩圏内にあるビクトリアマーケットにいけてなかったのと、海にまだ行けていなかったということで、最終日に足を運んでみることにしました。

余談ですが、事前に「この日にこことここに行って、次の日はこれを食べて・・・」というようにガチガチの計画を立ててしまわないのも、子連れ旅をストレスフリーに過ごす大切なコツです。
子どもは移動中のトラムで寝てしまったり、訪問先で疲れて機嫌が悪くなってその場から動けなくなってしまうことも多々あります。予めその辺りはバッファとして想定しておかないと、大人側が「今日はここに行きたかったのに行けなかった」と不満に繋がってしまいます。
せっかく非日常の世界で知見を広げたり、羽を伸ばすために遠出しているのに、逆にそこでストレスを溜めてしまっては本末転倒この上ありません。

日常の万事においても「全ては期待通りにいかないもの。3割くらい上手く進めば万々歳!」くらいのマインドセットでいることがゴキゲンに過ごすコツだと考えています。子連れ旅の旅先では、事前に予約しておかないと行けないような場所は最小限にして、「明日の天気は晴れそうだから、海を見に行ってみようか」くらいの緩さでいるほうが、ストレスフリーな満足度の高い時間を過ごせることは間違いなしです。

クイーンビクトリア・マーケット

ビクトリアマーケットまでは、昨日もご紹介したトラムを使いました。
Free zoneの中での移動となるので、利用料は無料です。私たちの他にも多くの人が利用していました。

多くの人が集まるマーケット。現地の小学生集団もいました
野菜はスーパーより安いです。食べ物以外にも沢山売られています
マーケットでは流石に現金必須かと思いきや、カード決済対応店も結構あります

色々見ることができるので、子ども連れでも1時間程度であれば楽しめる場所です。個人的には、この場所も多くの人種・国籍と思われる人々が集まっていて、全体の賑わいを構成している点が最も面白いと感じた点でした。
今回の旅行でオーストラリアのことをかなり好きになってしまったわけですが、最も惹かれた点は、その多様性と現役世代中心で全体の勢いを作っている点です。土日は空いている店も少ないし、平日も夕方くらいには閉まってしまう店も多いのに、全体感としてイキイキしている人が多い印象を受けました。トラムや電車の中で出会う現地の人も優しい人が多く、ベビーカーの乗り降りを手伝ってくれたり、話しかけてくれました。このあたりのオーストラリアの多様性と寛容性については、また別の記事でも掘り下げて取り上げてみます。

セントキルダビーチ

マーケットをぶらぶらした後は、トラムでフリンダースストリート駅に戻り、そこからセントキルダビーチに向かいました。市街地からトラムで20〜30分程度で行けるビーチで、トラムで真っ直ぐ行けるので、子連れ旅行にも優しいです。
Free zone外のエリアになるので、Mykiカード(メルボルン版Suica)でタッチが必要です。

Free zone外ではトラム内にある読取機で乗り降りの時にMykiタッチが必要
Mykiアプリであればスマホ内で決済可能。Mykiカードの場合、クレカ決済でトップアップ可能

そしていよいよビーチに到着。市街地からトラム一本でこういう場所に来れるのも魅力的です。

海沿いのお店でランチ
店内も明るく、いい感じです
Fish&Chipsの食べ納め。カリカリで美味しかったです!

Fish&Chipsは、何となくあまり美味しくないイメージだけがありましたが、そんなことは全くなく、美味しいお店ばかりでした。
そして、ビーチでテンションも上がり、昼からスパークリングワインをいただくことに。今回の旅行では毎日飲んでいましたが、子連れだと子どもが飽きてきて店を出るパターンが多いため、ついつい量を飲み過ぎるということもなく、健全な旅になる点も有難い点でした。

・・・と言いながら、ちゃっかりビールも嗜みました笑

ランチを食べた後は、ビーチで水をパシャパシャしに行きました。メルボルンは夏→秋に変わる季節ですが、まだまだ日中は暖かく、泳いでいる人も結構います。
今回もっと寒いと予想していたので水着を持って来なかった点は反省です。でも、子どもも水着の持参関係なく元気に海で遊んでいました。
一通り遊んだ後は、休憩がてら別のレストランでティラミスを食べることに。ジェラートなどもあり、こちらもいい感じのお店でした。

日本のビーチと違って良い点は、ビーチ沿いにあるいい感じの店の中が混み過ぎていないことです。もちろん平日の昼間ということもありますが、観光客はそれなりにいますが、店内も広々としたお店が多く、ゆとりを感じられる部分もゆっくりビーチを楽しめる理由になっています。

こちらが2店目として訪れたお店の入り口
店内も明るく、混み合っていないのでゆっくりできます
ビーチを見ながらティラミスとジェラートを食べる幸せ

子どもの成長に気付きやすい子連れ旅

デザートを食べてゆっくりした後は、海辺の公園で遊ぶことに。子どもは昼寝を忘れて、夢中になって遊んでいました。2週間くらい一緒に旅行をしていると、子どもの小さな成長を感じられる点も気付きでした。
来た時には乗れていなかった遊具に上手に乗れるようになったり、下の子はいつの間にか寝返りがかなり上手にできるようになっていました。日常の忙しさの中にいると、特に毎日一緒にいる親にとっては、子どもの成長のBefore/Afterって気付きにくい面もありますが、2週間のまとまった期間の前後で見れば変化にも気付けます。おそらく、久しぶりに会う祖父母はこんな感覚で孫を見ているのでしょうね。

Child-friendlyな公園

また、公園に関する気付きとしては、子どもにとって優しい設計になっている公園が多いということです。
広い公園が多く、大人でもこれは子どもも楽しいだろうなと思える遊具が多いです。
また、地面に木製チップが敷かれている公園も多く、転んでもそこまで痛くなさそうです。私の家の近くにある公園は、このような木製チップではなく、普通の砂になっていますが、これだと子どもが走り回ったあとで靴がかなり汚れて、親にとってもストレスです。
木製チップであれば砂ほどは汚れないので、日本の公園にも導入されるとよいと感じた点です。

また、下のブランコの写真にもありますが、ブランコの下の地面が少し柔らかくなっていたりと、細部に子どもへの優しさが感じられます。

子どもがテンション上がりきりの公園
地面には木製のチップが敷かれている
アシストがついているブランコも多い

こういう着想って、日本に普通に暮らしていて、公園は砂の地面が当たり前だと認識していたら、全く気付きもしない発想です。
こんな小さな発見がたくさんできるのも、普段と違う場所に身を置くことの楽しさですね。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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