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入学式/入社式スピーチ3選(2022年/令和4年版)!組織開発とチーム力向上を考える

はじめに

先日、アトラエの社員総会がありました。
いくつかコンテンツがあるのですが、4月の社員総会では新入社員歓迎会が恒例行事となっています。

今年は3名の新入社員(新卒)を迎え入れることが出来ました。
彼らから入社の意気込み!的なプレゼンを頂いたのですが、とても元気な気持ちになりました。

私自身は入社日に遅刻するという伝説?を残しました。
それも今となっては良き思い出です笑

「初心忘れるべからず」ということでこれからも頑張っていきたいです。

さて、上記のような機会もあり、他の入社式や入学式ではどのようなスピーチがあったのだろうと気になり調べてみました。

30分限定調査だったので、皆さんが「いいね!」と思ったものがあれば教えて頂けたら嬉しいです!

入学式/入社式スピーチ①:エガちゃん

今後発表のスピーチは私が特に良かったと感じた部分を抜粋していますが、このスピーチはあえて何も書きません。

私は本スピーチを聞いて、以下のシーンを思い出しました。
(最近バスケしてないので、マジでバスケしたいです笑)

入学式/入社式スピーチ②:早稲田大学

柳井 正さん編

1:04:10〜あたりから柳井さんです。

柳井 正さんの早稲田大学入学式祝辞はこちらです。
私が特に刺さった内容を抜粋します。

何か人と違う、誰もやったことがないようなことをやる。
こういう生き方は、早稲田で育ったことが大きく影響している
と感じます。

ご承知のように早稲田には「在野精神」、つまり象牙の塔に閉じこもらず、学んだことを活かして、民衆のために働くという伝統があります。

権力におもねるのではなく、学問の自由と独立、個人、そして個性の尊重が建学以来の伝統です。「在野精神」とは何でしょうか。

いろいろな解釈が可能だと思いますが、私は一言でいえば、「人々のために働く」ということだと思います。

自らの出世や、お金、あるいは権力のためではなく、常に世の中の人々のために働く。世の中の役に立つ仕事をする。
そうやって、たくさんの人に喜んでもらうことを、自らの喜びとする。
これが早稲田の精神であると思います。

この精神に学んだことは、私の人生に大きな影響を及ぼしました。

「在野精神」とは、一言でいえば、「人々のために働く」

私は人が生きていくうえで、 最も大切なことは「使命感を持つ」ことだと思います。

そのためにはまず、「自分は何者なのか」、そのことを深く考えることが必要です。 自分にとって、何が最も大切なことなのか、 絶対に譲ることができないものは何か。 そこを突き詰めて、自らの強みを発見し、生かす。 自分にしかできない、自分の人生を思いっきり生きてほしい。

その明確な意識があるのとないのでは、同じ人生を送っても、 成果は 100 倍、1000 倍、あるいは1万倍も違うのではないかと私は思います。

今日、この記念すべき入学式の日に、お目にかかれた皆さんにお願いです。 自ら高い目標を掲げ、そこに向かって挑戦してください。 失敗は恥ではありません。その経験に学んで、改めて挑戦する。 その繰り返しで、人は初めて成長します。 そして、冒頭でお伝えした早稲田の「在野精神」をしっかりと学び、 世界的な視野を持って、人々のために働く。 そういう人間になると、決意してください。

人が生きていくうえで、 最も大切なことは「使命感を持つ」こと

小泉 文明さん編

小泉さんご自身のnoteがございました。
こちらも私が特に刺さった内容を抜粋します。

まず最初にお伝えしたいこと、それは「自らの意思を強く持つ」ことの重要性です。

〜中略〜

一度きりの人生、他人と比較しない人生をみなさんには歩んでもらいたいです。みなさんが情熱を持ってやり遂げたいことはあるでしょうか?

大学時代は自らの意思で人生を歩んでいくことの準備期間でもあります。勉強からの学び、友人や先生との人間関係からの学びの中で、是非自分の意思を持ち、明るい将来を形成してもらえればと思っています。

将来に対する不安と希望が入り交じるでしょうが、自らの意思以上には何も成し遂げられないのが現実です。私はメディアなどで事業が成功することの秘訣を聞かれるケースがありますが、「あきらめないこと、向き合うこと」だと答えています。言い換えれば、それは自分の意志次第だということとも言えます。成功の定義も人さまざまだと思いますが、自らが意思を持ち納得するまで歩みを止めない強さを持ってほしいと思っています。

〜中略〜

みなさん、もう他人と比較はしなくて良いんです。他人からの見られ方や評価を気にしなくていいです。あなたの人生、あなたが自らの意思を持ち評価軸を作るときに来ています。人生を自分事化し、自らの意思を持てる、そんな強さを身につける学生時代を過ごしてもらいたいと思っています。

「自らの意思を強く持つ」ことの重要性

2つ目にお伝えしたいこと、それは「リーダーとしての自覚を持ち、行動する」ことの重要性です。

〜中略〜

リーダーというと大きな組織のトップを想像しがちですが、リーダーシップは誰にでも取れます。政治家や経営者だけではない、例え小さな課題であっても、それを解決するためにはリーダーシップを持って課題に向き合う人の存在が不可欠です。混沌とした社会においては誰かがやってくれるのを待つのではなく、みなさんが当事者意識を持って向き合い解決していく必要があります。

〜中略〜

そして、同時に想像力を働かせてほしいと思っています。社会には弱者が必ず存在します。私自身、20代までは考え方が「努力したものが報われるのは当たり前。努力してないほうが悪い。」と思っていましたが、30代になりNPOなどで社会課題に向き合う友人たちの現場の声を聞く中で、社会はより複雑で簡単に解ける課題は無いことに気付かされました。それまでには見えていなかった弱者の存在や社会の課題が存在していました。
その時、自分が現実で何が起きているかの知識や想像力の欠如が起きていることに唖然としました。気づかないうちに大きなバイアスを持って社会を定義づけていたのです。

順番はまずは自分自身の成功が先でも良いのですが、必ず社会の課題解決の為に人生をコミット出来る存在になっていってほしいです。世の中に対する批判はうんざりです。想像力と行動力で社会を変革出来る、リーダーシップを持てるように学んでいってもらいたいです。

「リーダーとしての自覚を持ち、行動する」ことの重要性

入学式/入社式スピーチ③:豊田章男さん

全文は以下のトヨタイムズの記事をご覧下さい。
こちらも私が特に刺さった内容を抜粋していきます。

「原点」の話はいつも素敵だなと思います
「人が集まる場所」って素敵ですね!
業態のパラダイムシフトする時の言葉
「今の技術が役立つか分からないが、一緒にチャレンジして欲しい」って言えるのが素敵です

皆さんに、私から「3つのお願い」があります。1つめは、クルマを好きになってください

2つめは、まずは3年間、がむしゃらに、何事も楽しむつもりで仕事をしてみてください。3年が長ければ、3カ月、それも長ければ、3週間でも構いません。仕事を通じて出会う人たちの姿を見て、何かを感じるはずです。

そこには、クルマを好きになり、トヨタを好きになり、仕事が楽しくなっていく「きっかけ」があると思います。

そして、最後に挫折を恐れないでください
生きていく中で、ムダな経験などひとつもありません

私は、挫折を経験し、試練を乗り越えるたびに人は成長し、やさしく、強くなっていくと思っています。

入学式のスピーチでも入社式のスピーチでもないけど、以下のスピーチも素敵でした!

番外編:2022年以前に良かったスピーチ

近畿大学工学部(広島キャンパス) 令和元年度入学生入学式の中田敦彦さんのスピーチです。

PERFECT HUMANが中田さんの夢から始まった話とは知らなかったです笑

上記素晴らしいスピーチなので全てご覧頂きたいですですが、ポイントは「夢を叶えるとは何か?」という話です。

中田さんは「夢を叶えるとは何か?」について以下の3つがシンプルで、全てであると述べています。

  1. 夢、やりたいことをまず言う

  2. 言って誰かに助けてもらう

  3. あきらめない

有言実行したのが下記作品と思います。夢が一つ叶いましたね笑

さいごに

皆さんいかがでしたでしょうか?

どれか一つのスピーチを題材にして、チームのみんなで見てみませんか?

「どう感じたか?」「それはなぜか?」と話をしていくうちにチームメンバーの人となりが理解できるような気がします。

チームメンバー間の相互理解度が高まれば、心理的安全性も担保でき、より良い仕事が出来るのでは?と思います。

入学式/入社式スピーチを題材にして、チーム力向上させちゃいましょう!

#新社会人に伝えたいこと

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