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フリーランスが持つ事業って何なのか?

フリーランスの収入が不安定と言われる理由は「収入を他者に依存」しているからだと思う。複数の取引先を並行させることで、ある程度のリスクヘッジは可能。それでもいつ何があるか分からないという状況は間違いないだろう。

ライターの場合は依頼主の意向に沿った記事を書き、不備があれば修正、対応する。そして、それらに見合った対価として報酬をもらう。これはこれで楽しいしやりがいはある。会社員とは違い、合わないと感じる案件は断る選択肢も残されている。自由度も高いし、自発的に働いている感じもある。

でも、その中にある自分の「事業」って何になるのだろうか?

ライティングスキル?
知識や経験?
取材力?

なんかどれもしっくりこない。これを事業というのであれば、会社員もそれぞれの経験やスキルをベースにしているので同じだと思う。社会的な保証が薄いフリーランスになるメリットって何なんだろうか。

そう思って調べてみると、フリーランスと個人事業主は明確に異なるような一文があった。

「自営業」もフリーランスと混同されやすい単語です。自営業とフリーランスの呼び分け方については、さまざまな見解がありますが、自営業は飲食店などの実店舗を持つ人や、その商売自体を指すのが一般的です。内閣府などもフリーランスとは「実店舗を持たない」と定義づけています。この実店舗を持つかどうかが、自営業とフリーランスの大きな違いでしょう。また、フリーランスは自分発信型の仕事だけでなく、他の会社から仕事を請け負うビジネススタイルも多いですが、自営業は自らの商売を営む場合に使われることが多いです。

引用:フリーランスとは?仕事内容・種類・自営業との違いを解説!

なるほど。確かに納得できる説明だと思う。

これをライターに当てはめてみるとオンラインサロンの運営、電子書籍、ブログ収入、有料noteなどが自分発信型の仕事に相当するだろうか。

フリーランス生活をできる限り盤石にするためには、請負と自分発信仕事のバランスをとらないといけない。請負仕事ももちろん楽しいのだが、それだけだと長い目でみた時不安が残るかも。

自分発信の仕事は「個人事業主」として生きていくには避けては通れない。活躍しているライターはほぼ漏れなく書籍出版、講演会、メディア運営などいろいろな仕事、コンテンツを持っている気がする。

結果が出るまでに時間がかかるが、地道にコツコツと続けないといけないと思った話。

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