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公演パンフレットを作りたい!

どうも、劇団CLOUD9の小沢です。
第8回公演『もういいよ』の本番直前で
稽古も準備も真っ只中。

そんな中動いている大型企画の一つ
「公演パンフレット製作」が
ついにラストスパートに突入しています!

予約販売開始と同時並行で
スタッフが製作をおこなっている本企画。

舞台スタッフ(音響・照明・舞台美術)と
小沢でおこなった座談会。

脚本・演出に向き合う際に
大切にしていることを綴った「小沢ノート」

謎に包まれた総務部の活動紹介

楽曲提供 松原雄太との
対談ラジオが聴けるQRコード

チラシを製作した
杏仁アニーによる製作秘話

舞台美術家 諏訪華奈子の
舞台セット確定までを描いた
舞台美術解剖記録

今回の役者・スタッフ紹介
稽古場等の写真集なども添えて

1,200円での予約販売を
おこなっております!

B5サイズなので
持ち運びやすい・読みやすい。

合計24ページにも渡る
裏話盛りだくさんの一冊です。

1,200円で購入できるのは
明日(3月10日23時59分)まで!

公演当日は1,500円での販売です。


そして実はこの企画、
実は15冊以上の予約購入がないと、
紙媒体での実物パンフレットにはなりません。

あと3冊のご予約で目標達成となります!
※未達成の場合はデジタルパンフレットとして提供・販売します。

この4ヶ月に渡るCLOUD9の創作過程や一人一人の込められた想いが、実物のパンフレットとなって、たくさんの人の心に届くことを願っております。

ご予約・ご支援、よろしくお願いします!!

ここまで読んでくださってありがとうございます。

購入の参考になればとの思いで、
「小沢ノート」の内容を一部載せてみました。

続きは紙媒体の実物パンフレットで、
南三陸の写真と共に、
じっくりとお楽しみいただけたら嬉しいです。

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【小沢ノート】

 とりあえず1ページ好きなこと書いていいよと言われました。書きます。劇団CLOUD9主宰で、脚本・演出を担当しております、小沢佑太です。今作『もういいよ』は、『まだここは』『七日目の朝』に続く、3作目の脚本です。1作目を書いた段階で限界を感じ、何とか絞り出して2作目を書き切って、もう無理だろうと思っていたのですが結局また書きました。今回も超難産でした。これまでの自分の内側起点から脱するべく、今回は自分の外側起点でテーマや登場人物を組み立ててみることにしました。その代わり、軸がぶれないように最初に宣言文を書きました。

宣言文(まえがき)

 2011年3月11日、僕は大阪に住んでいて、中学1年が終わる頃でした。部活後いつものように帰宅すると、テレビには変わり果てた見知らぬ世界が映っていました。当時の僕は傍観することしかできませんでした。いくら情報を取り込んで知識を得ても、どこか遠い世界の出来事としてしか認識できませんでした。
 そんな僕が初めて東北のまちを訪れたのは2014年7月、震災後4年目を迎える夏でした。南三陸、気仙沼、陸前高田、花巻、大船渡と、ニュースで聞いた場所をまわりました。土地の復興途中で、至るところに土が盛られていました。たくさんの方から様々なお話を聞いて、いろんなものを見て、触れて、感じて、「僕にできることは何か」を考えました。当時の僕が出した答えは「未来のために勉強すること」と「身近な人たちに伝えること」でした。教師になって、震災・防災教育に取り組めている今「僕にできることは何か」を改めて考えました。
 あれから2年に1回、観光として東北に行っています。土地と人々の心の復興を見ること、東北を楽しむこと、僕にできることはこれぐらいしかないと思っていました。でも今の僕には演劇があります。13年の月日が経ち、その間にも各地で大きな災害が毎年のように起こっています。そこにある小さな想いを汲んで、変わっていくもの・変わらないものに目を向けて、丁寧に繊細に素直に描いてみようと思います。
 これは脚本執筆前の、僕自身に向けた宣言のようなものです。この時期だからこそ触れられる感情がきっとあると思っています。そういうものを一緒に抱きしめることができたら幸いです。(劇団CLOUD9 小沢佑太)


 準備が整って書き始めたものの、筆が全く進みませんでした。僕の書き方は、人物を先に描きます。「人物書」という一人一人の人生履歴書のようなものを書きます。生年月日とか名前の由来とか、好き嫌いとか執着とかその理由とか。そうすると勝手にその人物が動き出したり喋り出したりします。ただ今回は初めて、

(続きはこちら↓)

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【演劇公演案内】

劇団CLOUD9『もういいよ』
舞台は宮城県南三陸町。
実際に何度も足を運んで、
そこで感じた想いをのせて、
震災を経た今を描きました。

今回も脚本を書きました。
温かい空気に包まれる、
そんな作品をお届けします。

《日時》
2024年3月21日(木)〜25日(月)
3/21(木) 19:00[月](公開リハ)
3/22(金) 14:00[月]/19:00[海]
3/23(土) 11:00[海]/15:00[月]/19:00[海]
3/24(日) 14:00[海]/19:00[月]
3/25(月) 11:00[月]/15:00[海]
※上演時間は100分程度を想定。
※受付は開演の45分前、開場は30分前。
※海/月で出演者が異なります。

《場所》
THEATRE E9 KYOTO
(京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
※JR/京阪 東福寺駅から徒歩7分
※JR京都駅から徒歩15分程度

《あらすじ》
抱きしめたかった未来
言えずにしまった真実
気づいてしまった記憶
止められなかった衝動
誤魔化して繕った本音
あの日針を失った時計

もういいかい?


《予約》


★Sチケ¥30,000(NFT/クレジット決済)
▷座席事前選択可・台本原本(1部)付
※15枚限定

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この街がすき

最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️