あいがけの満足感
久しぶりにカレー屋さんに行った。
頻繁に外食するわけではないので、貴重な外食の機会に後悔はしたくない。あれも食べたい。これも食べたい。
メニューをみて、あれこれ迷う時間も幸せな悩みで大好きだけど、カレー屋さんはわりと「あいがけ」という選択肢があるので助かっている。「どれも美味しそうで選べない!つらい!」という時に選ばなくていい。必殺!あいがけ!気になるものを我慢しなくていい喜び。
あいがけできるお店であいがけしなかった事はない。
2種類、あるいは3種類それぞれにスプーンを運び「ああ、カレー美味しい!」「こっちのカレーも美味しい!」を繰り返しつつ、あやふやになった境界線もまた一期一会のあじわいがあって面白い。
よくばりで優柔不断な気持ちをまるごと満たしてくれる。そんなところもカレーの魅力かもしれない。
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