辛さのレベルの伝えかた
辛さを言葉で伝えるのは難しい。
スコヴィル値で表現できるとはいえ、ピーマンが0でハバネロが30万であることを参考にしても目の前のカレーのスコヴィル値や自分や誰かの許容スコヴィル値はいまひとつイメージできない。
測定してみるとして、糖度計のように気軽にネットで買えるものでもなさそうだ。
今のところ、チェーン展開しているカレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)を例にして「うーん、ココイチの2辛くらいかなー?」という表現に頼ることが多い。
ここで相手がココイチ未経験の場合、ココイチの説明からはじめることになる。
ココイチの基本のカレーはポークカレーで、甘口、普通、1辛〜10辛、さらに1甘〜5甘まである。(ビーフカレーは甘口はなく、ハッシュドビーフは辛くないため、わかりやすくポークカレーのみで考えていく)
普通とは?
食べたことのないお店の「普通」はわからない。ココイチではこれを「市販のカレーの中辛」と表現していた。レベル3である。
ということは、ココイチの2辛は市販のカレーのレベル5と単純に言いかえていいだろうか?
わかるようであいまいだ。
(2017.10.11ビィヤントにて)
ビィヤントのカツカレーは、カツの上からかけるカレーを野菜カレー、チキンカレー、シーフードカレー、ビーフカレーから選ぶことができる。野菜、チキン、シーフードは全て甘口で、ビーフカレーのみ甘口、中辛、辛口がある。
ここではココイチでの基準は通用しない。
「甘口が普通の辛さとなります」
と、メニューに書かれているのだ。
甘口が中辛だ。
この写真はカツカレー(ビーフカレー辛口)であり、すっきりさらりと辛い。
私には絶妙な辛さで好きだが「それどれぐらい辛い?」ときかれた時の返答には自信がもてないでいる。
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