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「介護の仕事を辞めたいと思ったことはないですか?」包み隠さずお答えします!

自分のしたいことを見つけた時『天職』になる

明けましておめでとうございます!

今年もスヌーピー介護福祉士をよろしくお願い致します。

最近介護の現場で働いて思うことは新卒で働いている人に聞かれたことは
「介護の仕事を辞めたいと思ったことはないですか?」
と聞かれました。

私も新卒で働いた時に思ったことは
「このまま介護の仕事をしていて大丈夫なのか?」
と悩みの一つとして真剣に考えてました。

他の職場で60代くらいの人が介護現場で働いているのを見て
「生涯介護士で働くことは嫌だな」
と思っていたからです。

確かに介護の仕事は
・年中無休の仕事
・日勤と夜勤がある
・四六時中認知症の人を対応
・給与は低め

なのでしんどい仕事かもしれません。

介護は大変だけじゃなくいいところもあります。

実際私が介護士で働き考えるきっかけになったことを記事にしました。

よかったらご覧なってください。

看取りを経験して、介護に向き合った

新卒未経験の私は担当入居者さんを1人持つことになりました。

その担当入居者様は
・私をよくお尻を叩き、走って逃げていた
・親父ギャグをよく言う
・晩酌が好き

場を賑わせてくれるいいおじいちゃんです。

月に一度病院に行くときに外食をして昔の話をよく聞き、他の入居者以上に関わりを持っていました。

この生活がいつまでも続きたいと心底思っていました。

1年半が経ち、担当入居者様が癌になってしまい、余命宣告されました。

その時には今までの面影もなく
・食事が食べれない
・呼吸するだけでもしんどい
・冗談言えるだけの元気がない

になり、看取りになりました。

1週間先輩、同僚、医師で日々ケアを行い、亡くなりました。

目の前で、亡くなる現場に立ち会い、
・親族がいない人で、兄の息子様とのつながりでしかなく、
結局、この人にとってどういう最後を迎えたかったのか
・ここでの暮らしが精一杯やれていたのか
・満足と言えることはできていたのか
と考え、悔しさと亡くなった現実を見て、涙を流しました。

そんな私を見て甥の人に
「ここでの生活をしたら笑顔で過ごすことが増えた。1人で生活していた時は自暴自棄になっていた。ここでの生活ができてよかった。」
と言われました。

翌日、上司に看取りを経験してどう思ったのかアンケートを出されて、私が思いついたのは
「担当入居者様みたいに明るく振る舞い施設の生活をよくしたい」
「施設で入居してよかったと言われるような環境にしたい」

と思い、介護士のあり方を意識して働くようになりました。

介護士は人の支えになれると楽しい仕事

長年介護士施設を経験し、思うことはスタッフ1人に対して入居者様3人の配置のため、一人一人と向き合って丁寧に介護することの難しさは痛感します。

入居者様は
「誰かにお世話になりたくて介護が必要な状態になっていない」
「今よりも生活を豊かにしたい」

家族様は
「介護を仕方なくやっている」
と思っている方も少なくないです。

入居者様と家族様を相手にして、介護の難しさはありますが、だからこそ
・家族様と一緒に入居者様のためにできることをする
・入居者様が介護施設で快適に過ごすための工夫をスタッフ同士でする

事が重要と感じ、そういうことができると入居者様、家族様、スタッフも楽しいです。

介護はマイナスなイメージは濃いかもしれませんが、
「介護は悪くない」
と感じさせるような事ができると私は嬉しく、楽しいと思っています。

介護していく中で
「ありがとう」
「あなたがいてよかった」

と感謝の言葉があるとやりがいです。

生涯の生活がより良くでき、人の支えになれるとやりがいのある仕事の一つと私は考えています。

まとめ

介護士は人を相手にする仕事で時にきついこともあるかもしれません。

自分がしたいことが仕事につながる時が転職になるきっかけになります。

介護の仕事と言っても
・相談員
・ケアマネ

などあるので自分らしい仕事が見つかるといいですね。

これからも介護にまつわる記事を投稿しますのでよろしくお願い致します。

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