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コーヒーが好きになった思い出の一杯

初めまして、もしくは改めまして。
1コーヒー好きのミナヅキトウヤです。

コーヒーを愛飲されている方なら、誰しもコーヒーが好きになったきっかけとなった一杯があることでしょう。

今回は自分がいつ、なぜコーヒーを好きになったかを振り返りつつ、思い出の一杯の話をします。

コーヒーとの出会い

私の父が昔からコーヒー好きで、自宅には常に缶コーヒーでしたが、ジョージアのブレンドコーヒー(現在はTHE BLEND)がケースで置かれていて、抽出器具こそありませんでしたが、身近な飲み物としてあった飲み物でした。

そんな家庭で過ごしていたおかげで、コーヒー自体には何の抵抗もなく過ごしていたのですが、その当時はまだコンビニで挽きたてのコーヒーが飲める環境が無く、1日飲まないと頭が回らないほどではなかったので、飲みたい時に飲めればいいくらいの感覚だったので、もっぱら缶コーヒーを飲むことが多かったのを覚えています。

そんな矢先、札幌に一時期住んでいた時期に通っていた、ゲームセンターの隣にあったラーメン屋に通い始めた時のことでした。

冬場に食うのが最高だった麩入りの味噌ラーメン

思い出のコーヒーと出会った場所

自分の思い出の一杯は、喫茶店ではなく、意外と思われるかもしれませんが、なんとラーメン屋でした。

仕事帰りにゲーセンでしこたまDDRやって、ギタドラやって、腹を空かして締めにたまーにここで食べる麩の入った昔ながらの味噌ラーメンを食べるのが秋冬の楽しみでした。

この店ではラーメンを食べ終えた後、デミタスカップに淹れたコーヒーを当時は無料で出してくれていまして、こってりした味噌ラーメンを食べた後に不思議と落ち着くコーヒーに魅力を感じてしまいました。

ラーメンの食後にコーヒーと言う、なんとも珍しいマリアージュではありますが、この時の味が、それから数年後にどっぷりとコーヒー沼に浸かる理由の1つで、自分の中での思い出の一杯になります。

思い出の店、王将ラーメン(札幌市東区)

Googleで検索してみたところ、2024年の現在も営業されているとのことで、店構えも年季が入っているようでした。

最後に札幌へ行って、思い出のコーヒーに会いに再訪したのも10年近く前で、また行く機会があれば行きたいお店です。

ここから少し離れた場所にもう1軒、「宮田屋珈琲」さんと言う、思い出の一杯の店がありまして、こちらも何十年も前から同じ場所で営業されている喫茶店になります。

美味しいコーヒーが堪能できる、倉庫を改装した喫茶店「宮田屋珈琲」東苗穂店

住んでいた頃は指折りくらいしか行ったことがなく、美味しいコーヒーが飲める喫茶店だったのですが、コーヒー知識が身についてから再訪した時には目を輝かせてメニューを隅から隅まで見て、どれを頼もうか5分くらい悩みました。

今だったら近場にあろうなら、毎週末楽しみに通っていただろう喫茶店で、札幌にお住いの方でコーヒー好きな方には、是非自分の代わりに飲みに行っていただきたいくらいお勧めです。
(コーヒー豆の販売もしていたはず)

思い出のコーヒーとの出会いは、喫茶店だけにあらず。
どこで趣味のきっかけと巡り合えるかは、人の数だけ物語があります。

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